懐旧とボドゲ

中学の頃の同級生と焼き肉に行く機会があった。
自分含め7人で、この前会ったばかりの人も居れば3年ぶりの人も居た。容姿が別人になった人も居れば、変わってなさ過ぎる人もいた。面白いことに、内面的なことは何一つ変わっていなかった。それがある意味の安心感だった。
焼き肉の後、7人で僕の家に集まり、3時間ほどボードゲームをした。僕以外はボードゲームの知識はほとんど無い感じだったが、気にせず何でも言える関係にボドゲ歴なんてものは関係が無かった。どんなことをしたかを綴る。

テストプレイなんてしてないよ

人を選ぶゲームだということをやっと理解した。高校の友達にはこのゲームのファンが多く、自分も好きな種だった。中学の友達にはあまり好評ではなかった。理不尽すぎたのかもしれない。
2戦行い、一試合目は「わたし」禁止で僕含む2人が落ち、じゃんけんで2人落ち、ハリセンボンで1人落ち、最後はゾンビの言い忘れで脱落した。
二試合目は、プレゼントで4人脱落した後試合は拮抗し、「いじわる」で全員負けた。

たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。

拡張未所持のため6人しか参加できず、僕が一生親で他6人がずっとプロポーズするという地獄のような光景が1時間ほど続いた。特に面白かったのは、
「僕は君のおじいちゃんですか?」
「目からじゃじゃ馬な猫」

どうしてもこのゲームは大喜利に走ってしまう僕なので、相変わらずツボだった。

犯人は踊る

最大人数8人でやる機会はなかなか無いため、よさげなレビューになるかもしれぬ。
8人だと、今までとは全く違うゲーム性になる。
よくやっていたのは4人とかだったが、4人では使えるカードがあまりに運に依存している。また犯人の推測も有利で、総攻撃を受ける可能性だってある。
ただし8人だと別。まず使用するカードは全てなので「アリバイ5枚出た」「探偵あと1枚だから慎重に!」とかの4人では考えられない会話があった。うわさ、情報操作、取り引きといった交換カードや、少年、目撃者といった情報カードも一定数枚入っていて、手札事故が無い限り楽しくできる。人数が多いと犯人がどうしても不利なところはあるが、その辺はたくらみが上手く入っていて調整されている。
難点としては、人数が多いとやはりゲームの進みが遅い。1巡目とか本当に情報が無いため消費ターンになりすぎる。
ちなみに、一番好評だったのもこのゲーム。

アリバイの効力

8人でやってわかったのは、アリバイの意味。
まず8人プレイではアリバイが5枚なのは確定なので、5枚目を出した場合に犯人の場所が推測できる場合がある。交換カードにもよるが、確白の人がわかったりする。残り2枚で [犯人・アリバイ] な可能性もあるが、アリバイも情報になり得るのは事実。
そしてこうなってくると、「アリバイを出す」という行為にも慎重さが求められる。アリバイを出す場合は基本的に、「手札的にアリバイを出すしかない( [犯人・アリバイ・アリバイ] etc.)の時」、「カードを動かしたくないとき( [犯人・アリバイ・うわさ] そしてこの場合は究極の二択。)」になる。そうなると、アリバイを出すだけで疑われやすい。「僕アリバイありますから!」なのに疑われるのがおもろい。

大富豪

このメンツで同じ部屋だった中学の修学旅行で、消灯時間の22:00~2:00までの4時間ぶっ続けでやってたという謎な記録があるゲーム。ちなみに僕は大富豪をここで知った。
ローカルルール(どこまでがローカルかわからないので全部書きます)

  • 8切り(8を出すと場が切れる)

  • 5スキ(5を出すと次の人が飛ばされる)

  • 10捨て(10を出すと手札を1枚捨てられる)

  • 7渡し(7を出すと次のプレイヤーに手札を1枚渡せる)

  • イレブンバック(11を出すとそのターンだけ革命状態になる)

  • 縛り(スート・色・階段etc.)は基本なし。ただし、初手で複数枚同時に出した場合は、その枚数分同時に出す縛りのみあり。

  • 大富豪・大貧民ルールはなし

  • JOKERは何よりも強い&他の数になれる。ただし♠3に負ける。最後に出すのがJOKERでも勝。

  • ♦3を持っている人が好きなカードを出してスタート

3回プレイして、僕の戦績は5位(ビリ)、3位、2位。悪くはないが、弱い。そもそもカードゲームは下手の横好きなのでこんなもん。でも超絶楽しかった。2,2,2,JOKERで革命を起こした僕はやはりロマンでしか生きていけないのだろう・・・

終わりに

みんなと会えて嬉しかったのと、久々にカドゲできてよかった。次会ったときはコヨーテとitoやりたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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