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Apex Legends面白いしe-sports面白い

Apex Legends この2月で4周年ということで、バトロワ系FPSとしてはすでに多くの人に存在を認知されているという点で自分がわざわざ紹介するほどのモノではないんだけど、めちゃくちゃハマってしまっていて、ようやく今回のシーズン15でダイヤを踏めたので、記念にnote書いておこうと思う。

とりあえず動画みてよ

(いや、見なくても良い。ただの自己満なので…。)
ダイヤにいけたらまとめ動画つくろっと思っていて、今回ようやく行けたので、スタフェスの e-sports チーム Apex 部門 STAPEX のユカイな仲間と頑張ってランク盛ってた記録を置いておきます。仲間内で見るためだけに作った動画なのに、気合入りすぎ感がある。(Publicにもしてないのに)

※ ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ→ダイヤ→マスター & プレデターとランク付けがあり、個人的にはシーズン13以降ルール変更後のダイヤは、"そこそこ真面目にやらないと到達できないレベル" だと思ってます

とにかくまあ嬉しかったのと、なんとも言えない達成感で、スポーツ的な要素のアクティビティでコツコツとやって目標としていたところに到達できた、というのが久々の経験で、引退しかけた。

なぜランクで強くなりたいと思ってダイヤを目指したか、そして今何を思うか。

率直に言うと、この世界とにかく練習に時間も必要だし、若い人にはかなわないと思うし配信者などの上手い人を見てとてもじゃないけどこのレベルにはなれないな、と思っているけど、単純に

"ゲームを楽しみたい!! そのためには、負けまくる状況は嫌だ!"

と思ってランクを始めたのがきっかけ。

ランク付けのない、カジュアルモードで戦うにも、自分が一定のレベルに達していないと上手い人にボコされて終わる(いや、今でもボコされるけど)のが悲しいので「そこそこ戦えたなー」「いい戦いだったなー」という体験を増やしたくてうまくなりたいと思っていたのである。でも基本はゲームだから友達をわちゃわちゃやれば楽しいからそれはそれでいいんだけどね。

正直、プラチナあたりに到達した時点でなんとなくそこそこは戦えるなーという実感は出てき始めたものの、やはり "自分がうまく立ち回れていない" "自分、弱い …" と思うようなプレイが多かったので、一旦ダイヤに到達できれば、一回り強いレベルで戦えているという実感が得られるのでは、と目指し始めたのである。

そしてダイヤに到達した今、とりあえず今は、本当になんとなく当初の目的は達成された感はある。楽しめている。
次のレベル (マスター) を目指すかどうかはさておき、ダイヤ帯 (同じランクの人は同じランクの人同士で戦うことになる) でも "一定の戦いができる" という実感を得られるようにはなりたいという気持ちもあり、時間も限られるのでこのへんで楽しめれば良いや、という気持ちもあり、正直定まっていない、というのが本音だ。

今シーズンの戦績。初心者の登竜門と言われる K/D 1以上まであと少し。

Apex Legendsの何が面白いか

もともと大学時代からFPSが好きで、学生時代はPHPを書くか寝るか食うかBF(Battle Field)をやるか、くらいの生活をしていたくらいなのだけど、社会人になってからは、なかなか時間も取れない生活が続いていたので、あまりFPSにドハマリしてこなかったのだけど、一昨年の年末ごろから友人に誘われたのをきっかけに始めてみたら、ドハマリした。

やってみてから気づいたのだけど、いくつか面白いと思えるポイントがあるので整理していきたい。

Apex Legends そのものの楽しさ

これは単純に好みの領域に入るので、完全に主観ではあるので、興味のない人はシュッと読み飛ばしてもらって構わない。

  • スポーツ感の強いゲーム

    • リアル系戦場系FPSではなく、キャラ固有のアビリティを使ってスポーティに繰り広げる戦闘。

    • スピード感のあるアクション。

    • TTK (Time To Kill) が長く、即死しない設計 (ヘッドショット一発で死んだりしない)。

      • これは BF から来ると最初はものすごい違和感があった。めっちゃ当ててるのに敵がなかなか死なない!!と。でも、今はだから面白いと思っている。

  • キャラクターの魅力

    • それぞれのキャラクターの個性的な能力や、その演出が魅力的で非常に面白い (OW系なども似たようなところがある)

  • 戦略性が楽しい

    • 3人のパーティで行う戦闘時の連携がうまくいったときの楽しさ

    • 初動の降下から最終リング効果マップ移動、どこから敵が来るか、どこで戦ったら安全か、どうしたら勝利に近づけるか、めちゃくちゃ頭を使う

  • 効果音、画面上の演出が魅力的でクセになる

    • 非常にセンスが良いと感じる

特に、カジュアルに関しては、なんでもいいからとにかく戦えーという感じではあるが、ランク戦に行くと、どの地点に降下して、どういう順にエリアに入っていくのか、敵とのポジションや漁夫にくる可能性のある他の部隊がどこにいいるか、戦ったあとにどうやって次のエリアに入るかなどをもとに目の前の敵と戦うべきかどうかを判断し、実際戦い始めたら味方と敵それぞれの位置、能力などをもとにどういうポジションでどう戦うと有利に戦闘を進められるのか常に考え、部隊メンバーとコミュニケーションを取り戦っていく。

マウスとキーボードをカチャカチャするだけのゲームの中にも、個々の戦闘力のみならず、たくさんのコミュニケーション要素、戦略要素があることがとても面白い。

趣味としての子育て世代との相性の良さ

ところで、e-sportsがどのようにスポーツ感があるのかはこの後に話そう通ったのだが、この趣味は子育て世代と相性が良いように思える。

正直、昼間は仕事、土日も家事育児をしている。趣味に使える時間は、夜なのだ。子供が寝静まった後に、楽器は使えないし他のスポーツもほとんどできるものはない。
e-sportsという趣味は、単に夜の他の趣味(映画を観たりね…)を削り睡眠時間を削れば、プレイ時間が捻出できるのである!!

しかし、ランク戦を駆け上がる、ランクでポイントを獲得してダイヤを目指すにあたって、我々子育て世代にとっての一番の敵は、とにかく足りない時間だ。夜に時間があると言ったって会食もあるしビールも飲む。
サクサク勝利を重ねてランクポイントを獲得して上位に駆け上がっていくような上手い人と違い、我々のような凡人が勝ったり負けたりを繰り返しながら上位帯を目指すには、それなりの時間が必要だということだ。

今回、自分がダイヤに上がれたのは、今シーズンのsplit1 (シーズンは前半・後半に別れ、後半に入る際にランクポイントが一定リセットされる) が、新マップ解禁後であったからか、いつもよりもかなり長い期間設定されていた。「このチャンスを逃したらもう二度とダイヤにいくことなどできない!!」という気迫で、飲むビールの量を抑えながらランクに勤しんだ。

目標のランクポイント(RP)を獲得するための日々の獲得RP予算と実績

(何の話だっけ…)

e-sportsは、スポーツである

それから、e-sports についても少し触れておきたい。
e-sports と言うのは、スポーツと言うからには、どういうところにスポーツの要素があるのかと言うのは、ゲームになじみのない人からすると、たかがゲームでしょ、と思うところがあるかもしれない。

しかし、実際にゲームをやってみると、スポーツとしての要素が多分に含まれる瞬間を感じる。

アスリートの、自分の体を自分が思い描いたように動かすことができるかどうか、と言うことがスポーツの上達に必要不可欠だという有名な話がある。e-sports においてもまさにこういうポイントがいかに洗練されているかが勝敗を分けると感じる。

例えば銃のリコイル制御。(リコイルとは、銃を打った際に、その反動で狙ったところに弾が飛んでいかず、上や横にぶれるような挙動のことを言う)。Apexや他のFPSでも、このようなの反動を抑えるために銃の反動の反対方向にマウスを動かすことによって、自分の狙ったところにまっすぐ球が飛んでいくようにする。
これは、何度も何度も訓練場や実戦で練習し、銃の種類によって異なるリコイルパターンを自分の体に染み付かせていく。練習を重ねることで、意識的に銃を動かすその挙動を、忙しい戦闘中にも、他のことを考えながら、自然とできるように無意識下に刷り込ませていくのである。

こうした事は、銃のリコイル制御に限らず、キャラのコントロール、マップ移動、戦闘開始したときの有利なポジション取り、などなど、それを脳から体、腕、指を通じてマウスやコントローラーを動かし、キャラクターの動きとして伝える。初心者の頃には、様々なことを常に意識しながら行動に移さなければいけなかったものが、上達してくるにつれ、いろんな行動を無意識にできるようになってくると実感する。

同じことを経験したことがあるな、と振り返ってみると、自分はバスケの経験があるが、同じようなものを感じるのである。
ボールを見ずにドリブルをつけるか、ドリブルをつきながら周りを見渡しパスのコースを探し、無意識化でディフェンスからボールを守りながらボールの持つ手を入れ替えたり、体を動かしたりし、そのボールを正しく、自分がパスを出したい相手のもとに届けるために、自分の筋肉をコントロールし、ボールに力を伝え、正しい方向にその力が伝わったときに、初めてその方向にボールが飛んでいき、そのボールがパスをしたい味方のもとに届くのである。
また、シュートにおいても、何千、何万と練習をしてきたシュートは、どういう力加減でどういう方向に体を動かすとどれぐらいの距離を飛んでいくかなどを無意識下で考え体を動かし試合中に繰り出すのである。

こうしたことを考えたときに、e-sportsも全く同じで、これはひとつのスポーツとして成立する競技なのだな、と感じた。
(違いがあるとすれば、習得した技術のライフタイム、ゲームが提供されてからサービス終了するまでが、従来のスポーツに比べて非常に短いというポイントはあるのだけれど)

世界大会も面白い

こうしたスポーツとしての要素があるということは、大きな大会が開かれるということである。Apexに限らずValorantなども盛り上がっている。

最近は ALGS (Apex Legend Global Series) というプロ選手たちの世界大会の観戦もしているがこれも非常に面白い。

Split2 をして年間チャンピオンも楽しみである。
応援していた日本チームは惜しくも決勝に進めなかったりもしていたので、次回に期待したい。(FNATICめちゃくちゃ良い戦いをした…ナイファイ)

Apex Legendsの今後

シーズンが15で4周年にもなると、シーズンごとのアップデートで新キャラ新マップ新武器などのが発表されたりしても、どうしてもマンネリ感は出てくるのと、上位帯のチーターやDDoS攻撃(負けた人がサーバー落として負けをなかったことにするような行為)が行われていたりしてユーザーが離れたり、やってる人はもうだいぶ極まって感がでてきて新規参入するユーザー少ないなどの課題感は見えているものの、来週から始まるシーズン16では全く新しい Apex といえるレベルでの変更が入る。
フルリニューアル、というイメージだ。

新規ユーザー向けのオリエンテーションマッチ (チュートリアル的な、botとマッチできるらしい。まあApexなので例のごとく最初はバグってるかもしれんが)、期待のチームデスマッチモードが実装され、まったく新しいキャラのクラス分けにより既存の戦い方もかなり変わるというところもあり、新規ユーザーの増加が見込まれるし、なによりキャラクターのバランス調整やアップデート内容はとてもワクワクするものであり期待感が大きい。

引き続き盛り上がってくれると嬉しいな、という気持ちと、やってる人、やってみたい人、是非一緒にやりましょう! 、という気持ちを表明してシメとさせていただきます。

gg!

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