社内新規事業のSaaSプロダクトが使ったりしているKPI/KGIのエクセルテンプレートって需要あるかな?

本日「note見ました」と言っていただくという本当にありがたい経験があり、noteを不定期ながら更新をしていてよかったと、小さな喜びを感じました。寂しがり屋の竹下と申します。

▼先日IT Mediaでも取り上げていただいたこんなサービスを運営しています

私、SaaSプロダクトをもう4年運営しているのですが…社内で新しくSaaSでこんなことをやりたいんですというご相談を受ける機会が4年に1-2回もありました。(ほとんどないやん)

右も左もわからなかった最初の私は、多くの本を読み漁ってはパンクするという毎日を過ごしていて、一番何に困っていたかというとSaaS特有のパラメーターの多さと、その指標が言う人で定義が曖昧・もしくは差異があるということでした。

・LTVだったり
・ARPAだのARPUだの
・ChurnRateだったり
・ACVだの
・Unit Economicsだの

・・・・

「チャーン?…洞窟から抜け出すやつね!」(それは、ルーラです)

くらいに思って本当に悩ませてました。

SaaSのKPIは公式として示せるものが多いし、ぐぐると結構出てきます。
計算式も出てきます。

でもですよ。テンプレっぽいのがあんまりないんですよ。社内でも当時は用意されてなかった。

自分自身、エクセルが得意だったから良かったものの、本当に苦労しました。SaaSのプロデューサーはエクセルスキルが必須だと思うレベルです。

そこで、前置き長くなったんですが、次世代の方々にはエクセルワークよりも顧客ワークに時間を費やしてほしいという思いから、よく使う項目をテンプレっぽくシートにまとめてみたので使える人がいらっしゃればぜひ使ってほしいと思いのnoteを書きます。

先に伝えておきますとココでは細かな各指標の説明は省いています。
SaaS KPIについてある程度理解がある人が前提の記事なので、もし指標の意味を知りたいという方がいらっしゃいましたら、このnoteを一度ブックマークして、「SaaS KPI」と調べてみてください。理解が深まったら戻ってきてもらえると幸いです。

結論から、どんなエクセル?

こんなエクセルです。使ってみて考えたい人はぜひダウンロートしてみてください。

画像1

何ができる?エクセルの簡単な使い方

SaaSのざっくりしたフロー(SLGのプロダクトは特に)は

1. 受注する …契約書を巻く
2. 導入する …アカウントをセットアップ完了し役務提供開始
3. 稼働する …積み上げの実績
4. 解約する …終了する、実績が減る

だと思います。それらの実績がベースです。

で、それぞれのプロセス/セグメントごとに

・クライアント(会社)数
・アカウント数
・MRR(月額収益)
・ACV(合計契約金額)
・ARPA(エクセル上だと、会社単価)
・ARPU(エクセル上だと、アカウント単価)

などが紐付いてきます。

基本的には受注・導入・解約・コスト(販管費)の指標を入力すると、その他は計算で出るようになっています。
※コストは、CAC計算のために用います

難しいエコノミクス計算も一応できます

ほんとに苦戦したのがエコノミクスの計算です。

よくSaaSはCAC:LTVのバランスと表現されますし、そうみんな簡単に云うてきます。言われるたびに、じゃあお前計算ちゃんとできんのかよ。と怒りをぐっと抑えていたことも多々ありました。

今後皆さんに、そんな怒りの感情が立たないように参考の計算式をエクセルに入れときました。

ここまで読んでよし使おう!とお思いのあなたはそこそこエクセル使いこなせる方だと思うので、一応補足すると、

ChurnRateは 社数ベースか、アカウントベースか、収益ベースかで大きく異なってきます!ただ、上記のエクセルは参照する項目を変更すれば、計算はできるようになっているので、事業のChurnのベース数値に合わせて参照セルを変えてあげてください。

最後に

このようなテンプレートがあればなあという思いがあり、エクセルテンプレを作成した次第なのですが、もし間違ってるよ!とかこれこうやったらもっと使いやすいなどご意見ぜひぜひお待ちしております!忌憚なきご意見をお待ちしています!

それもとに、我々ももっと使いやすいKPI管理シート作れればなと思っております。

また、Sync Upという事業で新しいメンバーを募集しておりまして副業でのジョインも歓迎しております!ぜひご興味ある方はお声がけください!


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