置きに行こうなんぞ野暮 : 椎名林檎と宇多田ヒカル「浪漫と算盤」
最近こればかり聴いている。最近出た椎名林檎と宇多田ヒカルの競演曲「浪漫と算盤」。最初聴いた時はイマイチ…と思ったのだが、なぜかハマった。
LDN ver. (ロンドンバージョン) と題されたオーケストラ入りの方が好み。
歌詞は
置きに行こうなんぞ野暮 新しい技 毎度繰り出したいです 苦しくとも
のところが好き。
そうだよなぁ、置きに行ってちゃダメだよなぁ、と、年齢と共にどんどん保守的になっていく自分を省みる。林檎さん、ありがとう。毎度新しい技を繰り出すことを今年の目標にします。
狙わずに置きにいくことを、ゴルフではレイアップと言いますね。レイアップも必要だけれど、そればかりではダメ、ということですね。
あとは
僕には判っている 貴方も同じ様に ひとり生きている
ここはおそらく2人の天才の「孤独」を歌ってるんだろうなぁ。僕(椎名林檎)から貴方(宇多田ヒカル)へのシンパシー。
僕は基本的に渋谷系の人なので、新宿系の林檎さんはまったくカスってもいないのですが(もちろん尋常じゃない美しさには一目も二目も置いていましたが)、そしてどちらかというと計算高い感じがして苦手だったのですが、この曲は単純に素晴らしかった。ちょうどベスト盤も出たところなので、少し聴いてみることにします(こういう時サブスクはホント便利)。
林檎さんと宇多田さんがテトリスをする MV も素晴らしいので是非。
Photo by Benjamin Wong on Unsplash
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