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2019年 #買ってよかったもの サブスク編

何と言っても、Amazon Music Unlimited と、9月から始まったその高音質版、Amazon Music Unlimited HD である。

Amazon Music Unlimited 自体は2年ほど前から使っているが、しばらくはクラシックばかりをBGM的に聴いていた。今年になって真剣に音楽を聴くようになり、「音楽こそが福音である」「真剣に音楽を聴くことが、不幸にならない近道である」ことを実感し、より音楽にのめり込むことになった。

真面目に音楽を聴くのであれば、クラシックだけでなく、やはり古今東西ありとあらゆる音楽を聴かねばならない。そういうリスニングスタイルにサブスクは最適である。昔のように CD を買い求めていたらすぐに破産してしまう(もちろんとりわけ重要なアーティストは CD も買うが)。サブスクは音楽との付き合い方を一変させた。

こうして誰かが良いと言ったもの、本で見かけて気になったもの、Shazam(これもすごいアプリだ)で調べて知った曲などを片っ端から検索して聴くようになった。ロック、アニソン、テクノ、ハウス、アンビエント、クラシック、ジャズ、ボサノバ、シューゲイザー、J-POP、映画音楽、それこそありとあらゆる音楽を聴く。聴かないのはシャンソンとレゲエと演歌くらいだ(余談だが先日台湾で乗ったタクシーの運転手さんは日本の演歌が大好きで、車内は日本でも聴くことがなくなった昭和歌謡が延々と流れる異空間になっていた)。

こうした聴き方で見つけたのが、今の僕にとっての最重要アーティスト Mint Julep である。

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ただまあここまでは他のサブスク、例えば Apple Music でも、Spotify でも出来ることだ。皆さんもやっていることだろう。若干のラインナップの違いはあるが、大差はない。

Amazon Music Unlimited が凄いのは、今年9月に HD を追加したことだ。つまり従来のmp3音質ではなく、基本的にCD音質、さらに一部の曲はそれを超えるハイレゾ音源も聴けるようになった。これでAmazon Music は一気に神サービスになったと言えるだろう。もちろん追加料金は必要だが、年額1万円なら安いだろう。

うちはファミリープランで妻と使っているのだが、僕が妻には言わずに HD にアップグレードした翌朝、通勤時に大好きな小沢健二の聴きなれた曲を聴いた瞬間、妻はこう言った。

「Amazon Music 音質良くなった?」

比較的良いソニーのヘッドホンを使っているのもあるだろうが、瞬時に違いが分かってしまうのは凄い。

しかしながら、当然のことではあるが、CD音質はともかく、ハイレゾ音源を真面目に聴くには(その恩恵をきちんと享受するには)、それに応じたリスニング環境を整える必要がある。残念ながら僕の iPhone はその条件を満たしていない。ネットワークオーディオなどを揃えるべきだ(うちは来年以降の検討事項)。

もうひとつの注意事項は、HD音源、Ultra HD音源(いわゆるハイレゾ)をストリーミングで聴くのは危険だ、ということ。気をつけておかないと、あっという間にあなたのギガを食い尽くしてしまう(特にハイレゾは危険)。出来るだけ家のWi-Fiでダウンロードすべきだろう。

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