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人生セーブデータinイギリス-52

Week52

マグ=エアリズム

朝、買い物に行って食料品を買った。スーパーのクーポンで無料になったドーナツも一緒に買う。

15時からバイトだったが、早めに家を出てフットボールミュージアムに行った。
マグカップを買いたい。
バイト先で水とか飲む用に1個欲しいと思ってたから、せっかくだしシティのマグカップ買おう。

£14でマグカップを買った。そのあとBarbourに行って服を少し観た後、ユニクロに行った。

Tシャツの中に着るインナーが欲しい。エアリズムとかいくらで売ってるかなと思ってみてみると、£14。マグカップと同じくらいする。高いなあ。。試しに1個だけ買ってみることにした。

雑貨屋さんを見て、バイトに向かった。

今日もあまり混まない。金曜日なのに不思議だ。結局クロージングまでずっと混むことはなかった。

楽だし全然ありがたいね〜。

Wembley Stadium

朝8時に起きて支度し、9時に家を出る。
10時過ぎにマンチェスターピカデリー駅に着くように歩く。

今日はコミュニティーシールド。
プレミアリーグ王者とFA杯王者がぶつかり合う。シーズン1番最初の公式戦だ。

今年はマンチェスターシティ対マンチェスターユナイテッドのダービーマッチとなった。
会場はロンドン。ウェンブリースタジアム。

マンチェスターから電車に乗って、途中で1回乗り換えがある便のチケットを取っていた。

友達と駅で合流予定だったが、俺の方が少し先に着いた。
チケットを確認すると、乗り換えた後の電車がキャンセルになっている。

「えっ」

突如不安。いける?これ

駅員さんに聞いてみたところ、乗り換えた駅で、次の電車乗れば大丈夫とのことだった。
よかった、、

友達と合流し、プラットフォームに向かい、チケットをかざして改札を通ると、
別の駅員さんが

「どこいくの?London Eustonまで行くのかい?それならこっち乗りなさい」
と別のプラットフォームに案内してくれた。

「乗り換え先の電車キャンセルになってるんですよね?」と聞くと
「いや、こっち乗れば大丈夫だから、おいで」と連れて行ってくれて
「この電車なら乗り換えなしでロンドンまでいけるから、途中で降りちゃダメよ」
と案内してくれた。

めっちゃラッキーやん。ありがとうううう。

電車内からサポーター同士が結構バッチバチになるのかなと思ったけど、そんなことはなかった。

箱でコロナビール持ったおじさんたちが盛り上がってはいたが
平和に2時間ちょっと電車に乗ることができた。よかった。

ロンドンについて、スタジアムまで地下鉄で移動する。
友達と俺はがっつりシティのユニフォームを着て移動しているので、シティサポーターであることは自明。

地下鉄が来て、乗った車両、ユナイテッドサポーターしかいない。
気まずすぎる。パンパンのユナイテッドサポの中にシティサポ2人。

喧嘩売られたり、いざこざにならないか、結構ドキドキした。
しかも30分くらい地下鉄に乗らないといけない。めちゃくちゃ長く感じる。

地下鉄が混んでたので、立っていたが、前に座っていたユナイテッドサポの少年が俺の足をツンツンしてきている。
最初は「当たっちゃったのかな」と思って笑顔で返したが、そのあとまたツンツンしてきたので、これは確信犯だ。
シカトした。

やっと駅について外に出ると、やっと水色のユニが見えた。仲間だあ。
みんな叫んで、歌って、試合前からサポーター同士は盛り上がっている。

駅を出ると、ウェンブリースタジアムまでは直線1本道でいける。
その道が人で溢れている。とんでもねえ人数だ。

スタジアムにつくまでもみんな歌いまくって、盛り上がってる。
ダービーっていいねえ。

スタジアムに入り、席に向かった、1番上の階の2列目の席。
入った瞬間「うおおぉおぉ」となった。

このスタジアムに入る瞬間のワクワク感がたまらない。


チキン&チップスを売店で買って、席に戻ると
自分たちの席に、知らない男3人組がいた。
「ここ俺らの席なんですけど」というと、
ああ、そうかという感じでただ横にずれる。

こいつら、チケットの席と関係ないところに座ってるな。
普通、席違うと言われたら、自分のチケットを確認する。
そんな身振りは一切なかった。

なぜかそのあと「チケットいくらだった?」と聞いてきた
「£45」と答えると、「マジ??」みたいな反応されて驚かれた。
もうどっか行けよこいつら、、

そのあとも、その移動した席のチケットを取った人たちが来る。そりゃそう。
「ここ俺らの席なんだけど」という人が来た時、
「一旦、空いている1列目の席座っといて!そこの席の人きたら移動するからさ、な?」
みたいなこと言ってた。
こいつらマジで迷惑でしかないやん。

1列目に座った人のところにも、もともとそこの席を取った人が来る。
そしてその3人組はやっと移動した。と思ったら、また空いている1列目の席に座る。

そしてまた、そこの席の人が来る。
ついにこいつらは「えぇ?ほんとにここですか?」みたいな顔しつつ移動する。何してんの??

結局、こいつら3人組は1列目で試合を見ていた。
普通に1列目で見てるの奇跡やろ。

試合が始まっても少し空席は目立つ。
それでも来場者は7万8千人を超えていた。

前半は互いに決定機を決めきれずに0-0で終了。
ユナイテッドサポーターの方から聞こえてくる声援がめちゃくちゃデカく聞こえる。

どちらのホームスタジアムでもない、中立地でダービー見ると面白いな。
応援も、ブーイングも均等にある。

後半に入り、82分にユナイテッドが先制した。
途中から入ってきたガルナチョがドリブルで切り込んでゴールを決めた。
この人はすごいねえ、スターだねえ。

なかなか厳しいかと思ったけど、89分にシティが追いついた。やっとだ。。

そのまま試合は終わり、PK戦に入った。
PKは7-6でシティが勝利した。
コミュニティーシールド3連敗から久々の勝利だ。

セレモニーをみて、スタジアムで写真を撮って、スタジアムを出た。
出口に向かう時、壁にフレディーマーキュリーの写真があった。

Queenもここでライブをしていたんだよな。
約40年前にQueenもこの地に立っていたんだ。

ウェンブリースタジアムは俺が大好きなものが交わる聖地だった。

スタジアムから駅に向かうも、人がめちゃくちゃ多い。
試合終わってから結構立ってからスタジアムを出たが、それでも人がたくさんいる。

人がたくさんの地下鉄に乗り、丸亀製麺を目指す。

丸亀について、鶏白湯うどんと、カレーを頼んだ。
こっちの丸亀には釜玉がないみたい。

腹一杯になったあと、テムズ川を少しだけ見て、駅に向かった。
電車に乗って空いてる席を探そうとするも、座れない人がいるほど混んでた。

電車に入った途端、「ブーーー」と言われた。笑
多分ユナイテッドサポだったんだろうな笑

俺らの後ろを歩いてた酔っ払った上裸青年が俺のユニを見て
「Jonny, Jonny Stones」とストーンズのちゃんとを歌い始めた。
シティサポなのかユナサポなのかはわからんが、多分シティサポだろう。

電車内はサポーターで溢れている。
歩いて社内を進んでいると、
「おっと、ここはユナイテッドサポの車両だぜ」とおじさんに言われた。

そんな車両ねえだろと思いながらも、いざこざに巻き込まれても嫌だし、引き返して、車両と車両の間のところで立って過ごしていた。
みんな酒飲んで盛り上がって、車両内をうろうろしている。

警察も電車内をうろうろしている。何か起きた時に対応できるようになっているんだろうな。

どこかの駅についた時に結構な人数が降りた。そこでやっと座れるようになった。
帰りの電車はもう、疲れて眠すぎる時間がただただ続いていたが、横に座っていた黒人の家族、お母さんと10歳、5歳くらいの娘さん2人を見てほのぼのしていた。

次女の子が、椅子で横になって、お姉ちゃんの太ももに頭を乗っけてる。お姉ちゃんはずっとスマホ見てるだけで、妹を気にかける様子はない。
でも妹はお姉ちゃんのこと好きなんだろうな〜と思うくらいずっと頭を乗っけている。みててほっこりした。

20時40分ごろにロンドンを出発して、マンチェスターに着いたのは23時半ごろ。疲れた。。。

つかれすぎた

今日はめちゃくちゃ疲れていたんだろう。
ここ最近で1番寝た。

起きたのは昼過ぎだったし、それからも二度寝した。
ご飯作るのもめんどくさい…

ただただ、ダラダラ過ごした。

昨日寝過ぎたせいで全然夜眠れなかった。。
まあ全然それは一時的な問題でしかない。

夕方からバイトに行く。家から見た感じ曇ってて寒そうだ。長袖で行こうかな。

家を出て数分で雲はどこかに消えた。
あつい。あっつ。

今日はそこまで忙しくならなかった。

なんか今日は英語が上手く喋れない。
もともと別にすごく喋れるわけではないが、

いつもよりも言葉が詰まるというか、、なんと言ったらいいかわからないというか、、

昨日今日英語の勉強サボったからかなああ。
まぁでも、言語学習なんてこんなもんだよね〜。

めっちゃ喋れるわ!めっちゃ聞き取れるわ!っていう日が急に来たかと思えば
全然聞こえなくなり、全然話せなくなることもある。

日々そんな繰り返し。

ここ2〜3週間、また脱毛症を発症している。
イギリスに来てからは初めてか?

今までも高校2年になったタイミングとコロナで外に出なくなったタイミングで発症していた。
ストレスが掛かって、発症するのはわかるけど、なんで今?

友達もできて、仕事もできて、睡眠もできて、楽しく過ごしているのに。

調べてみると、3ヶ月前くらいの強いストレスで発症することがあるらしい。
そうか、なるほど

4〜5月はちょうど地獄を見ていた時期だ。それなら納得がいく。

一番大事なのは、あんま気にしないこと。
そのうち治ります。

服買っちった。。

年末年始、友達が遊びに来る。
少しずつ計画を立て始めた。この時期楽しいよね。

そしてバイトへ。

バイトについてから雨が降り始めた。

お店に入ってきたお客さんがびしゃびしゃになっている。

雨が降っているからか、お客さんが全然来ない。暇だ。

最後まで忙しくなることはなかった。

暇すぎて、ネットで服を見ていた。
Kaftというトルコのブランドを見つけた。

デザインがユニークで好き。
しかも今なら、2つ目のアイテムが50%オフになる。
アツい。アッツ。

いいなあと思いながらバイトを終え、少し雨が降ってる中歩いて帰る。
雨は歩いているうちに上がった。

家について、お腹減ったからご飯を食べて、

やっぱちょっと服欲しいなと思い始めて、またサイトを見る。

深夜テンションで買っちったぁ。イギリスに来て初めてちゃんと服買っちゃったなあ。

もうちょいでイギリスに来て1年だし、お祝いってことで。。。ね。。

つかれすぎた

今日はオープニングからバイト。
晴れてて暑い。

きっと今日は混むだろうな。

天気はいいものの、あんまりお客さんは来ない。

結局そのまま忙しくなることはなく、終わった。

帰りにスーパーとドラッグストアで買い物して帰ろう。

その前に、行ったことのないチャイニーズスーパーを覗いてみた。
料理酒、みりん、味噌とか買えることがわかったから、少し料理のモチベーションが出てきた。
調味料ないからっていう言い訳ももうできない。

スーパーで買い物したあと、ドラッグストアに行くの忘れてそのまま自分の家に向かった。
途中で行き忘れたことを思い出したものの、戻るには遠い。

別の場所にあるドラッグストアに行くにしても、往復+1時間かかる。
しんど、、と思いながらも結局行った。

行く道中で、猫いた〜と思ったらキツネがいた。
イギリスに来て初めて見たな。北海道ぶりのキツネ

帰り道、警察署の前に人だかりができていた。

何かと思ったらみんなパレスチナの国旗を持ち始めた。
何かを抗議しようとしているのかな。

家についた頃には、もう疲れすぎていた。

宅配業者からメールが来てた。
服が明日届くらしい。はっや。
土曜日の予定って最初見てたけど、、

買って2日で届くのすご。

メントスバス

イギリスに1年住んだ

今日は休みだけど、1日中雨っぽい。結構激し目に。

今週でWeek52。つまり1年たった。
厳密には、明日で出発して1年が経つ。



1年が経つ!?



あれからもう1年か、、
こんなに環境が目まぐるしく変わった1年はない。
こんなに鮮明に覚えている1年はない。

1年前の日記を読み返してみた。

あの時感じた
不安、孤独、絶望
ワクワク、期待感

全て思い出せる。

この1年間で、

自分で家を見つけ、仕事を見つけ、

シティの試合を見るという夢を叶え、

フルタイムだが基本給がないフル英語営業に挑戦し、

辞職し、仕事が決まらないままお金が底をつき、
ギリギリ帰国寸前で仕事、日本人友達ができ、

今は楽しく仕事しながら生活できている。

楽園と地獄を見てきた。

いろんな考え方が身についた。いろんな発見があった。


  • 家族・友達の大切さ

    • 時差が8〜9時間あるにも関わらず、自分がしんどい時に電話付き合ってくれたり、心底愛のこもったサポートを感じる。逆にこの恩はどうしたら返せるのか、、

  • なんとかなる

    • 人生、生きてりゃなんとかなる。初めて海外で生活する、初めて1人暮らしする、いろんな初めてがあった。家探し、仕事探し、上手く行くことばかりではない。でも諦めないで動き続けろ。どうにもならない、、と思っても諦めるな。しんどいかもしれないが、絶対になんとかなる。

  • どこかで、誰かに、きっと繋がる

    • 自分が想像もし得ないところで、発信したことが誰かにつながることがある。これは本を読んで「そんなこともあるんだ」と思ったことだ。でも実際にも、俺のnoteから日本人の友達ができたし、その友達のおかげで仕事が見つかったり、いろんな繋がりを感じた。

  • 動いてみれば、意外とすんなり進む

    • どんだけ腰が重くても、少し動き出してみれば、物事は意外とすんなり進む。そして、動いてみれば、何かは起きる。

  • 不安はどのステージに行ってもある

    • 結局、何をしようと不安、不満は常にある。「仕事さえ決まれば、全て上手く行く」と思っても、仕事に就くと「もっと英語使える仕事をしたい、、」とかいろんなことを思うようになる。そんなもん。

  • 英語は使わないと身につかない

    • イギリスに1年住んだが、最初のジャパニーズレストランでずっと働いていたら、今よりはるかに英語は身についていなかっただろうな。あまり英語を使わない仕事で、住んでるだけだと、英語力は特につかない。やっぱ使わないと。

    • でも英語だけで生活しようとするときつい。無理。精神的にしんどすぎる。日本語を摂取しないとやってられん。

  • 結局自分の人生

    • 結局自分の人生、楽しめばいいんだよ。SNSでキラキラしたワーホリを見かけるかもしれない。関係ない。「ワーホリは闇だ!」とか言ってる奴がいるかもしれない。関係ない。こっちにきて、特にXとか見なくなった。もうどうでも良くなった。自分の環境に感謝して、自分の人生に集中して楽しもう。

少なくとも、いろんな気づきを、「ワーホリに来たから」得られた。
最高。決して楽とは言えないが、最高に楽しい。ワーホリに来れてよかった。

まだあと1年イギリスで過ごせるという幸せ。
周りのみんなに感謝を忘れずに、過ごしていこう。

半分終わったものの、残り半分が帰り道になるわけではない。
もっと新しい経験をたくさんして
もう少しだけ成長して帰ります


あ、結局服届かんかった

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