見出し画像

【鉄道】車両番号を素数判定&素因数分解

以前より頻度は減ったものの、日常生活で列車に乗ることがあります。

列車に必ず記載されているのが、車両番号です。車両の側面に数字が書かれているのを見ることができます。

(掲載場所によっては、ホームドアで見れない場合も😅)

今回は、列車に乗った際に楽しんでほしいことを紹介します。

それは、

①車両番号のフォントを見て楽しむ
②車両番号の法則性を見つける
③車両番号を素数判定&素因数分解

です。

①車両番号のフォントを見て楽しむ

車両番号は様々なわけですが、数字のフォントも車両によってバラバラです。

トップ画像の番号は銀座線の1000系です。

画像1

メトロはこの形の数字が見られますね。今年運行を開始した副都心線の新型車である「17000系」も同じフォントです。

画像2

詳しいフォントの名称はわかりませんが、色々なフォントがあって面白いですよ!いくつか画像を載せておきます。

画像3

JRの211系

画像4

京王の新型車である5000系

画像5

東急の8500系

②車両番号の法則性を見つける

タイトルに載っている車両番号は、東京メトロの銀座線です。

1208という番号ですが、これは2号車のものです。1号車の番号が何かというと、

画像6

1108です。銀座線は6両編成で、100の位が1〜6で変化します。それぞれ1〜6号車の車両番号に対応しているのです。

100の位が1ずつ変化する」というケースは多いですね。この後紹介する東急の5000系や、先程紹介したふくの17000系も同じ法則性となっています。

次に京浜急行。

画像7

画像8

画像は、今年引退したドレミファインバータ車です。先頭の車両番号は「1033」です。

(1033は素数!)

隣の車両は1133になるかというと、違います。「1034」です。

京急の場合、1033, 1034, 1035, ... と1ずつ車両番号が変化するケースが多いです。シンプルでわかりやすいかもしれませんね。

このように、車両番号の並びには法則性がある場合が多いです。乗車の際、ぜひとも車両番号を確認していただき、「隣の車両番号はいくつだろう?」と考えてみると面白いのではないでしょうか?

尚、車両によっては完全に番号がバラバラな場合もあります。また、JRのように「クハ」や「モハ」で分けられているケースもありますね。

複雑なものもありますので、必ず法則性があるというわけではないことにご注意ください。

③車両番号を素数判定&素因数分解

車両番号の法則性がわかったら、すべての番号の素因数分解に挑戦してみましょう。

画像9

上の車両は、東急の5000系。100の位が1ずつ変化します。1〜10号車の番号は以下の通りです。

1号車 5107
2号車 5207
3号車 5307
4号車 5407
5号車 5507
6号車 5607
7号車 5707
8号車 5807
9号車 5907
10号車 5007


(10号車が一番小さい数字なのです)

4桁は大きな数字ですが、素因数分解してみます。

3の倍数や7の倍数は適度に出てくるので、小さい数で割れるかどうかを計算してみましょう。

以下のように素因数分解できました。

5107→素数
5207=41×127
5307=3×29×61
5407→素数
5507→素数
5607=3×3×7×89
5707=13×439
5807→素数
5907=3×11×179
5007=3×1669

意外と素数が多かったですね。また、52075707の素因数分解は難しかったです。

4桁が難しい場合は、下3桁だけを分解してみても良いかもしれませんね。上記の5000系の場合なら、以下のようになります。

107→素数
207=3×3×23
307→素数
407=11×37
507=3×13×13
607→素数
707=7×101
807=3×269
907→素数
7→素数


いかがでしたか?

①車両番号のフォントを見て楽しむ
②車両番号の法則性を見つける
③車両番号を素数判定&素因数分解

なかなかマニアックな内容だったかもしれません笑。列車に乗る機会のある方は多いと思うので、ぜひとも車両番号に着目してみて、楽しんでいただけたらいいなと思います。

素数はいつも、あなたのそばに。
Let's enjoy SOSU !

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?