40

40。3の次は4。それは当たり前である。でも私は信じられなかった。二度見し、絶望した。
遂に今日体重計に乗って、体脂肪を見て絶望した。

体重も最近は10の桁が変わり、どうしたものかと思っていたがもうダメだ。

22歳女性 体重が70㎏台になり、体脂肪が40を超えた。

友達に話すネタにもならない。早急に痩せなければいけない。義務では無いけど私が痩せたい。

今日は私が私をデブだと認めた日だ。

今までの人生で痩せていた分類に入っていたことはないけどデブではなかった。それが約3年ほどであっという間にデブとなった。いや、毎日、日々確実に人生をかけてデブになっていった。

デブになって何が変わったか(自覚したか)

・身体が重い
これはシンプルな問題である。でも自覚する機会が少ない。私は横断歩道で信号がギリギリになりそのために小走りすることすら嫌になったことで気がついた。また自分で身体の重さを自覚する分にはまだ良いが、美容院で男性美容師さんに椅子を引いてもらった際に初めは椅子がびくとも動かず、もう1度体重をかけて引っ張ってもらい椅子を動かす事になった。自ら率先してすぐに椅子から降りたかった。美容師さんには何も言われなかった(当たり前だとは思う)が一瞬でも他人からデブだとはっきりと分かる体験をさせられるのはきついものがある。

・服が可愛くない。
元々お洒落は分からず(あまり興味を持てなく)毎日ジーパンにTシャツ等シンプルなものばかりだった。でも何を着ても似合わなくなった。ここ最近はお洒落な人を街中で見かけては憧れ、服を買いに行くと試着をしても入らず断念、セットアップを着てもスラっという印象を受けない。洋服を見に行くのが嫌になった。ましてや友達と洋服を買いに行くのが怖くなった。

・腹の肉
皆さんに前屈をしてみて欲しい。学校の体育の授業でやる前屈。何㎝まで前に倒れられるか測るやつ。体力測定をする学生の時はそこそこ出来ていた方だと思う。そこまで困ることも無く、A判定が出ていた。
今回正式にデブとなったことで改めて色々確認をするとやはり腹の肉が凄い。20代になりお酒という新たな娯楽の影響と運動不足の賜物である。普通に立っている状態でも凄かった。出来れば信じたくないけれども。それがストレッチをしようと座って前屈をしてみたところ今までは存在していなかったブラジャーと下っ腹の間に新たな肉が存在していた。これには心の底から驚いた。

・ブラジャー
女性用下着のブラジャーにはカップ数の他にアンダーの数字がある。カップ数はトップとアンダーで変わるのだが今までつけていた下着ではアンダーが身体に食い込み、一日中つけるのは痛くて困難になった。下手したら下着がよれてしまう。また、最近は下着の採寸をしてもらいに出かけることも難しかった為自分で採寸を行った結果カップ数が3ランクほど小さくなった。明らかにバスト以外に肉がつき過ぎトップとアンダーの差が少なくなったからだと考える。

・見た目
シンプルに見た目の話。皆さんは自分の現実の見た目と頭の中の自分の見た目は一致しているのだろうか?私は女子の中では身長が平均より高かったため、多少太っていても全体的にみるとまだスラっとした印象を受けた。それがデブになりくびれがなくなり他撮りの全身写真を見返すと寸胴体系の大きいデブだった。まだ丸ではないが限りなく楕円に近い円柱体系だ。くびれについて考えたことは無かったが、くびれが無いと辛い。

デブになって自覚したことは色々ある。人生においてデブだった為まだ気付いていないことは沢山あるのかもしれない。ダイエットを開始する。

追記(2020*7*23)
見た目について
足首と手首も改めてみると無くなった。腕時計が似合わない。可愛くない。何事もくびれは人体に必要なのだと感じた。

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