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sosoの素(98)

身体のメンテナンス

このところ身体が軽い。
毎日体操をしてたりストレッチをしてる。と言ってもヨガみたいに時間を掛けたものじゃなく、朝ドラを見ながら10分くらいのもの。

身体を使いっぱなしにして寝たりゆっくりすれば回復するといつまでも20代のような気分でいて、30代後半で制作も日常生活にも支障が出るくらいの状態になってしまった。そこからマッサージや接骨院に通っても良くならず途方にくれているタイミングで身体のことを考え勉強し整えてる人たちに立て続けに会い、メンテナンスの重要性を教えてもらった。
言われてることはそうだよなーと納得できるものだけど、ストレッチや体操が大事と言われてもいまいちピンとこない。整体をしてもらいつつ、こんな体操してみては?と両手を振り子のように前後に振ることを勧められた。
こんな簡単なことで改善されるわけがないと思いつつもやってみないことにはわからないと騙されたつもりで毎日やるようにした。
やり始めて1週間くらいであれ?なんかちょっと重たさが減ってるのかもと感じてより真剣にやるようになった。

それから2年くらい、忘れちゃうこともあったけどほぼ毎日腕振り体操とでんでん太鼓のように身体をねじり、腕を左右にぶらぶらする体操をしながら2ヶ月に1度くらいのペースで整体にも通った。
体操はしていることでどんどん良くなってると実感できるものじゃないけど、やらない日が続くと身体に気だるさを感じて無性にやりたくなる。そしてハードに身体を使った日は整理体操としてやっておくと翌日に嫌な疲労感が少ない。そんな実感があるからお守りのような感じで毎日せっせと腕を振っている。

いつの頃からか毎日のように腰に貼っていた湿布は貼らなくなって、10代のころから感じていた腰痛も感じなくなっていて、整体でもほとんど触られることがなくなった。
今の自覚としては仕事柄たくさん使う腕の気だるさがあるくらいで、それも最近ストレッチの方法を教えてもらって実践してるから良くなって行くか楽しみなのです。

なんとなく年齢と共に身体にガタがきてどんどん動けなくなって行くもんだと思い込んでいた。そのくせ、疲労は寝れば回復するとタカをくくり湿布を貼りまくってはいるものの年齢にあったメンテナンスを怠って「年だから」とまた言い訳をしている。僕の場合30代後半でそれまでごまかせれてたものがごまかしきれなくなって一気に痛みや不調によって考えざるを得ない状態になったのは良いきっかけだったと今は思う。

はじめにも書いたけど、今はびっくりするほど身体が軽い。そしてたくさん働いても重いどよんとした疲労はない。そんな身体の状態だと心も軽く気分もいい。
仕事のスピードも上がるし失敗も極端に減った。
身体の状態が良いだけでこれだけもの事がスムーズに運ぶのかと驚きもしてる。
そしてこの半年くらい奥さんのゆきちゃんも毎日体操をするようになった。それまでたまにはするけどそこまで真剣ではなく、なんとなく。
それでも体操によって身体が楽になってきている実感を得てからは身体が気怠くなると口を動かす前に体操をし始める。おかげで身体がとても軽そうで気分が良さそう。

身体と心と頭は繋がっていて、どこかに支障をきたすとそれぞれに影響しあってぼろぼろと崩れていく。その逆もあってなんだかなーってモヤモヤしている時にどこか1つでも改善されていくと他も少しずつよくなっていく。
身体は草木などの自然物と同じだと思ってる。手を掛ければ掛けただけ反応してくれるし放置をすれば荒れ果てる。

40代でこれだけ身体が軽くて思いのまま働ける今の幸せを噛み締めながら老化の速度をできるだけゆっくりにできたらなーと考えています。

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