絵本は奥深い！　春になったら会いたいね♪

寒いと、遊べないのは、実はチャンス！

もりのてがみ (こどものとも傑作集)

◇あらすじ◇
ひろこさんは、遊べない冬に、もりのともだちに、お手紙を書きます。

はるになったら、遊びましょって、

その手紙を持って、自ら配達に森の中へ。
おおきなもみの木に手紙を預けるのです。

ひろこさんは、書いては書いては、もみの木に手紙をぶら下げて、預けます。

『あっ、もみの木さんにもお手紙かく！』

春になりもみの木にいくと、手紙はなくなっていました。
もみの木には、誰もいないの。寂しくなって家に帰ると、ある日…

◇この絵本は奥深い！◇

読んだ後にじんわりと涙がでました。
もみの木にぶら下げた手紙は、鮮やかに咲いたはなのようです。

ひろこさんのてがみには、相手を心配する文面が書かれています。

もみの木には、ありがとう！

手紙にするって、動物たち読めないじゃない？
そんな心配はいらなかった(笑)

ひろこさんのやさしさがとてもあたたかいもの。

春を感じ、ふと、誰かに手紙を書きたくなる絵本です。

【おすすめ】
春になったらって考えている方
春を感じたい方
だれかに伝えたいことがある方

この絵本のイメージにぴったり！みんなのギャラリーから、Photo by morikoharuさんのイラストを選びました。ありがとうございます♪