絵本は奥深い！　あいしてるってどういうことだろう、ひなどりとずっとずっと一緒にいたい

【あらすじ】
モールくんは巣からおちてしまったひなどりを見つけ、家に連れて帰りました。

モールくんのママもパパも、ひなを育てるのは難しいと心配する中、

お世話を続けます。
えさを探し、友達も全力応援。

周りの思いが通じ、ひなは日に日にそだち、

大きくなると今度はモールくんか不安になり、
ひなどりのそばから離れなくなりました。

そんなかれを心配し、

おじいちゃんがモールくんを外に連れ出します。

散歩　散歩して、遠くを眺める

【この絵本を読んで】
モールくんはね、

ひなどりをあいしてるから、どうしたらよいのか？

気づくんです。

この場面がすごくすごく好きです。
すぐ口に出したくなるところ、グッと抑えて、ただ散歩するの。おじいちゃんだから成せる技なのかなぁ。

ただ、ただ、隣で風を感じるんです。

子育てのなかで、こういう瞬間ってあるもの。
読んでて、ぐっときました。

あいしてるからそばにおきたい。
それは、本当は誰のため？

【こんなかたに】
◎動物を育てている方に
◎思春期のお子さんを持つ親の方に
◎本当の意味での巣立ちって？

あいしているから (児童図書館・絵本の部屋)

みんなのギャしましたラリーから、Photo by norinity1103さんのおちゃめな鳥にしました。ありがとうございます。