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友達のおかんは浜松の番長だった。

靴磨き日本一周120日目in浜松
 
2年前にヒッチハイク日本一周をした時に浜松を通った際に大学の友達であるレンの家に泊まらせてもらった。


レンの実家は「どんぐり食堂」というお好み屋さんをレンのお母さんである智子さんが切り盛りしていた。


2年前にフラッときた子どもの友達である私にご飯を食べさせてもらい、寝床も用意してもらった。


それからも靴磨きトラベラーとしての活動をインスタを通じて見守ってくれていた。


あの日から2年、今回はオールジャクソン号で浜松まで向かった。


2年ぶりに会った智子さん。(もちろんレンにもあった笑)

どんぐり食堂の前で靴磨きの許可をもらった。


結論から伝えると、智子さんはただの友達のおかんではなかった。

"浜松の番長"だった。


前日の夜に智子さんのインスタで「明日は靴磨きするよ〜」て軽く宣伝しただけで、、、


翌朝8時から靴を持ったどんぐり食堂の常連客が次々と来た。

浜松の新聞社で働く人。
地元のおばさん。
会社の社長。
定年したおじいちゃん。
ハンバーガー屋の店主。
政治家。
学生。
彫師。


仕事も年代も性別も全く違うのに前日の智子さんの宣伝を見てたくさんの人が靴磨きに来てくれた。


常連客の一人が教えてくれた。
「ここに来れば何かある。だから休みの日はとりあえずどんぐり食堂へ行く。そしたら誰かしらここにいるから。」

私も浜松に住んでたら毎日のようにいくだろう。


そこには会社の中では偉いポジションの人も、学生の人もお好み焼きやジュースを持ちながら気を使うことなく楽しそうに話している。


智子さんはレンが大学の時は学校のお金のために毎日休むことなく働いたので、レンの野球の試合も一度も見に行かなかったそうだ。


どうやらレンはそんな偉大な智子さんに全く大学の話をしてないらしい。

私が代わりに野球部のことやバイトのこと、今の彼女との馴れ初めを伝えておいた。


結局午前中だけで終わる靴磨きも朝から夕方まで続き、合計22足も磨かせてもらった。


どんぐり食堂は浜松の「放課後の溜まり場」みたいな場所だ。


素敵な人達が集まるのは智子さんが日々一人一人に愛を持って接してるからだろう。


この日は智子さんの信用をお借りして、どんぐり食堂の常連客達の靴を磨かせてもらった。


浜松が大好きになったので、また北海道までいったら折り返して帰ってきます!


その時に後半戦のすべらない話を手土産に持って帰ります。


ありがとうございました。


https://www.instagram.com/sosholand
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