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ボードゲーム

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2021年3月の記事一覧

どれだけリスクを取るかの選択が面白い「ラマ」

どれだけリスクを取るかの選択が面白い「ラマ」

『ラマ』(アミーゴ)

ラマは手札を減らしていくゲームです。

「できるだけ自分の手札を減らしていこう」というのが目標なので、わかりやすいのが良いですね。誰かがすべてのカードを捨てた時なのに、自分の手の中に残っているカードの数が高いほど、点数がマイナスされてしまいます。特にラマカードは大きく減点されますので、うまくラマを捨てようと頑張ることになります。

ポイントは、途中でゲームを降りることができ

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「シソック」のスピードルールは盤面の変化が楽しいです

「シソック」のスピードルールは盤面の変化が楽しいです

「頭のよくなる算数かるた シソック」(学研+)

前回説明したシソックのもう一つのルールが「スピード」ルールです。

スピードルールは1対1の計算勝負です。

手札の中から、お題となるカード2枚を「足した答え」「引いた答え」「掛けた答え」「割った答え」のいずれかとなるカードを探し、置いていきます。

お題のカードは4枚、場にセットされます。その4枚のうちのどの2枚を使って計算しても大丈夫です。

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「シソック」は楽しく計算の練習をするのにもってこいです

「シソック」は楽しく計算の練習をするのにもってこいです

「頭のよくなる算数かるた シソック」(学研+)

写真は、シソックをかるたルールで遊んでいる様子です。

お題としてカード2枚を伏せておき、めくるとそれが問題となります。

上の写真だとお題のカードは8(緑のカード)と、2(青いカード)です。

これを「足す、引く、掛ける、割る」した答えのカードを探して取れば点数になります。

写真だと現在、「足すの答え10」「引くの答え6」「割るの答え4」が置か

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「それはオレの魚だ!」の入りこみやすさ

「それはオレの魚だ!」の入りこみやすさ

「それはオレの魚だ!」(アークライト)

「それはオレの魚だ!」は、やることが説明しやすくて良いでよね。「魚をたくさん取る」というのは直感的にわかりやすい目標なので、初めてのプレイヤーでもゲームに入りやすい。

でも、遊んでいるうちに「……これは陣取りゲームっぽいぞ?」と、他の要素に気づく、そういう非常にうまい造りをしていると思います。

相手を邪魔することを中心にインストするとなると、これはかな

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「丘の上の裏切者の館」は序盤のプレッシャーが少なくて好きです

「丘の上の裏切者の館」は序盤のプレッシャーが少なくて好きです

「丘の上の裏切者の館」(ウィザーズ・オブ・ザ・コースト)は、ホラーテイストが楽しいボードゲームです。英語名の「ビトレイヤルアットハウス オンザヒル」(Betrayal at House on the Hill )で呼んでいる人も多そうですね。

写真は、館の入り口そばの部屋でおきたイベントのせいで動けなくなった子供と、それを助けに来たおじいちゃん先生です。

このあたりまではそれでも平和だったんで

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『ヌイグルミ騎士団と少女の夢』について

『ヌイグルミ騎士団と少女の夢』について

写真は、地元ゲームサークルの方が持ってきてくださった、フィギュア塗装済みの『ヌイグルミ騎士団と少女の夢』(アークライト)です。

このフィギュアは、敵役の「クロココロ」さん。可愛い系のフォルムですね! この塗装例を見たい方は当店へぜひどうぞ!

写真でクロココロさんが載っているところがストーリーブック左ページのマップ部分となります。そしてストーリーブックの右のページにお話しが書かれています。

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