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ボードゲーム

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アップル&ペアーの楽しさ

このあいだ「アップル&ペアー」(ファインデザイン)を遊んだ時の写真です。

このゲームは、ちょっとした見落としであっさり勝敗が付く展開もあれば、終盤まで進んで、残り少ないカードをいかに置いて相手を困らせるかを考え始めるようになる展開もあるところが面白いゲームです。

最終盤での緊張感あるプレイを楽しんで、「よし、もう一回あそこまで行くぞ」と再戦して、見落としであっさり負けるのも、一方でこのゲームの

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「ラブクラフト・レター」の探索者カードが弱くて強いです

「ラブクラフト・レター」の探索者カードが弱くて強いです

このあいだのテーブルトップゲームズさんの例会で遊ばれていたゲーム「ラヴクラフト・レター」のプレイ風景です。

「ラブクラフト・レター」(アークライト)

探索者カードが、パワフルではないけれど、証拠を集めていくと有効なカードになっていくというバランスが、それっぽくて良いゲームですね。

クトゥルフ神話について知っていると、このゲーム中のカードの出方や勝ち方から、ストーリーが見えてくる点がよく出来て

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「カートグラファー」は春の時点で夏や秋の計画を立てるのも大事そう

「カートグラファー」は春の時点で夏や秋の計画を立てるのも大事そう

「カートグラファー」プレイ中の様子です。

地図に地形をどう当てはめていくかが悩ましいボードゲームです。
また、春夏秋冬のどこで、どの条件を使って、どれだけの点数をゲットするかの予測を立てるのも大事そうですね。

次遊ぶときは計画を立てて、ポイントを得ていきたいですねー。

以前書いた「カートグラファー」のルールなどについて説明した記事はこちら。

https://note.com/soshind

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SFらしさが面白いワーカープレイスメント形式のボードゲームです

「クライオ:氷の惑星」(ホビージャパン)

凍てついた惑星に不時着してしまった宇宙船から、乗員をサルベージして、暖かい地下空洞に避難させるのが目的のボードゲームです。
太陽が沈み切ってしまうと、みなが凍えてしまうというなかなか厳しい設定のゲームですね。

SFが好きなので、この設定が気に入りましたねー。こんな状況下になっても、まだ各陣営にわかれて競い合っているところとか…… 惑星植民の時代になって

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デッキ操作が面白いゲームです

デッキ操作が面白いゲームです

「アーティチョークなんて大キライ」(アークライト)

外国に、ゆがくと百合根みたいな食感がするアーティチョークという野菜があるんですが、それを題材にしたゲームです。

自分のデッキに、とにかくたくさん入っているアーティチョークカード。これを減らしていって勝ちを目指します。

アーティチョーク以外の野菜カードは、それぞれ特殊な能力を持っているので、それを利用してアーティチョークを追放したり、野菜カー

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不思議の国のお茶会に迷いこんでしまったかのようなゲームです

不思議の国のお茶会に迷いこんでしまったかのようなゲームです

「 Where am I ? ~Alice in a Mad Tea Party~ 」(GOTTA2)

「 Where am I ?」のコンポートネントは、イスやカップなどが良くできていて、大変雰囲気がありますね。イラストも美しく、トータルデザインとして素晴らしいゲームでした。

ゲームのタイトルにある通り、『不思議の国のアリス』のお茶会をモチーフにしたゲームで、そのイメージが実にうまく落とし込

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『ロールプレイヤー』でのプレイヤーの立場は?

『ロールプレイヤー』でのプレイヤーの立場は?

写真は『ロールプレイヤー』プレイ中のもの。

プレイしているうちに自分が担当しているキャラクターの能力値が埋まって完成に近づいていく、なかなか珍しいタイプのゲームです。ゲーム終了後には愛着のあるキャラクターが完成するので、D&DのようなファンタジーTRPGにキャラを移して遊んでみたくなりますね。

ゲームを進めていくと、自分が担当しているキャラの物語が自然とできあがっていくボードゲームです。

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愛着あるキャラクターが誕生するゲーム「ロールプレイヤー」です

愛着あるキャラクターが誕生するゲーム「ロールプレイヤー」です

以前に遊んだボードゲーム「ロールプレイヤー」(アークライト)の様子です。

私は、種族はエルフを選択、ダイスを振った結果、目指す職業はバーバリアンとなりました。

あれ、バーバリアンに必要な耐久力がエルフだと低くなっちゃうぞ……戦士の方が良かったかな.……

このゲームは能力値にダイスを当てはめていって、全マスが埋まったらキャラクターが完成して終了となります。

その時点で、どれだけ星を集められた

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『五等分の花嫁』のカードゲームです

「花嫁が多すぎる」(アークライト)

『五等分の花嫁』のカードゲーム「花嫁が多すぎる」です。

カードのイラストが綺麗なゲームですねー。しかもそのイラストの服装なんかがゲーム的に重要な要素になっているのが面白いです。

原作のキャラをうまくルールに落とし込んでいる感じが良いですね。

キャラの髪型が重要なところに特にそれを感じました。

「ささやき」という行動で、他のプレイヤーの邪魔ができるんです

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手番を終える時のスリルが癖になるゲーム「ピッグフォー」

見落としが勝敗のカギを握るゲーム「ピッグフォー」のプレイ中の写真です。

メガネの有無、帽子の有無、蝶ネクタイの有無、シャツの赤青が、それぞれ異なるブタさんたち。

メガネありを4人とか、帽子ナシを4人とか、ある要素が共通するブタさんがタテヨコナナメ、どれかの直線に並んだら「フレンド!」と叫ぶゲームです。それで勝利!

でも、並んでいることに気が付かないまま、自分の番を終えてしまって、相手に「フレ

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遊びながら偉人について詳しくなれるカルタです

遊びながら偉人について詳しくなれるカルタです

「世界の伝記かるた」(学研)

偉人の業績をわかりやすく示したイラストつきのカルタとなっているので、楽しみながら偉人について詳しくなれます。

偉人についてある程度詳しくなってきたら、読み札を読むだけでなく、偉人の名前を読んでカルタ取りをするのも面白いですよ。

「123ならべ」は、数字コマの移動による駆け引きが熱いゲームです

「123ならべ」は、数字コマの移動による駆け引きが熱いゲームです

「123ならべ」(ヒラメキ工房)

初期配置は先手と後手が、交互にコマを、数字の順番で置いていきます。123と揃うと勝ちなので、それを邪魔するように置いていくわけですね。

その後、どちらのプレイヤーも数字の順に、空いてる隣のマスに駒を動かします。(動けない時はジャンプできます)

赤の手番、上しか空いていなかったので、2をそこに移動させることに……!(↑の写真は、青の2の移動終了後。青の1と3の

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アクション性が楽しいカルタ風ゲーム「ぼくちく!!」

アクション性が楽しいカルタ風ゲーム「ぼくちく!!」

アクション性が楽しいゲーム「ぼくちく!!」です。
各プレイヤーが手元に、お題の描かれたカードを1セットもち、いっせいので1枚表にして、カードに描かれている動物のコマを取ります。

読み人なしで遊べるカルタの様なゲームですね。取るコマが4種類しかないため、反射神経が試されますよ。

各プレイヤーが手元に持つカードセットは、内容が同じなので不公平が生じないようになっています。

めくったカードに描かれ

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序盤の展開がいろいろ変わるのが良いゲームです

序盤の展開がいろいろ変わるのが良いゲームです

『街コロ通』(グランディング )

『街コロ通』は、初期の場札を見ながら「今回はどんな街にしていこうかな~?」と考える時が楽しいですよね。

「パン屋とコンビニがあるから、サイコロ1個で2・3・4を狙う感じの街にしようかなぁ。どっちも複数枚あるから、取りやすそうだな…」などと考えながら、中盤あたりまでの計画を練っていくのが好きです。

初めに取れるカードで作戦が変わってくるので、戦略が一つに固まら

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