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【3/8から】バリ島への隔離なし入国の対象者と気をつける7つのポイント

3/9の日本時間21時に在インドネシア大使館からの「バリ島、バタム島、ビンタン島での入国特別措置(政府通達の発出)」と「外国人のインドネシア入国規制(バリ島における観光及び公用目的の特別到着ビザの発給開始)」という件名のメールで正式に通達が来ました。

バリ島、隔離なし入国実施します!

ということで、大使館から通達の内容を引用しつつ、バリへの入国のために必要な対応について簡単に解説しています。

バリ島隔離なし入国の7つのポイント

バリ島隔離なし入国のポイントは、

1)ワクチン2回摂取で隔離免除の対象

2)ビザはバリの空港で購入

3)英語のワクチン接種証明書が必要(→自治体へ連絡)

4)医療保険については、無料で作れるエポスカードでカバー

5)日本出国前のPCR検査は必要(最安16,000円@新宿)

6)バリに着いてから1日目と3日目にPCR検査必須(2回で約6000円)

合わせて、

7)ワクチン3回摂取で、帰国時自宅隔離3日間。2回摂取で、指定施設で隔離3日間(どちらも3日目のPCRが陰性の場合)


それでは、隔離なし入国対象者の詳細と準備するべきことについて説明します。

「バリ島、バタム島、ビンタン島での入国特別措置(政府通達の発出)」

●3月8日、インドネシア政府はバリ島、バタム島、ビンタン島で入国する場合の特別措置を定める通達を発出しました。
●この3島では、一定の条件を満たすことを条件に、入国時のホテル隔離がなくなりました。

同特別措置の内容は以下のとおりです。
(1)入国地点
ア バリ島
イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港、タンジュン・ブノア港
イ バタム島
ハン・ナディム国際空港、バタム港
ウ ビンタン島
ラジャ・ハジ・フィサビリラ空港、ビンタン港、タンジュン・ピナン港

(2)アプリ
 到着前に、アプリ「pedulilindungi」をダウンロードし、ヘルス・アラートカード(eHAC)に記入する。

→アプリをダウンロードして、登録すればOK

(3)ワクチン接種証明書
 到着時に、ワクチン接種証明書(出発の14日以上前に2回目のワクチン接種を完了していることが英文で記載されており、事前に保健省のウェブサイト ( https://vaksinln.dto.kemkes.go.id )を通じて認証を受けたもの)を提示する。

→ワクチン2回摂取でOK

(4)PCR検査陰性証明書
 到着時に、出発前2x24時間以内に検体採取されたPCR検査陰性証明書を提示する。

→日本でPCR検査を受ければOK(東京だと最安は16,000円ほど)チームメディカルクリニック新宿。渡航の前日に新宿でPCR検査を受けて、翌日検査結果を受け取って、空港へ。

(5)予約証明書
ア バリ島の住民でない者がバリ島で入国する場合は、3泊4日以上のバリのホテルまたはツアーの予約証明書を提示する。
イ バタム島またはビンタン島の住民でない者がバタム島またはビンタン島で入国する場合は、バタム島またはビンタン島でのツアーの予約証明書を提示する。
ウ バリ島、バタム島、ビンタン島の住民については、これら島内に住所を有することを示す身分証明書を提示する。

→3泊4日以上のホテルの予約が必要。ホテルの指定はなし。空港でのPCR検査の結果が出るまでは、この予約したホテルに要滞在。

(6)査証
 外国人については、査証または入国許可を提示する。

→特別到着ビザをバリの空港で購入(500,000ルピア=約4,000円)

(7)医療保険
 外国人については、新型コロナ感染症の治療費及び病院への移送費をカバーできる支払い限度2万米ドル以上またはツアー主催者が定める額の医療保険加入証明書を提示する。

→エポスカードの海外旅行障害保険でカバー。エポスカードは無料で発行可能。詳細はこちら

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(8)入国時の手続き
ア 到着時に、体温検査及びPCR検査を受ける。
イ 入国管理上の書類審査、税関審査
ウ 荷物の回収、荷物の消毒
エ ホテルまたは自宅に直行
オ ホテルまたは自宅の部屋でPCR検査の結果を待つ。PCR検査の陰性結果が判明するまでは部屋から出ない。自宅で結果を待つ場合、待機中は他の人と直接のコミュニケーションを取らない。
カ 到着時のPCR検査結果が陰性であれば、予定されていた活動を実施できる。入国後14日間は、症状の有無について自主的に健康観察を行うことが推奨される

→現地でPCR検査費用を支払い。おそらく350,000ルピア前後(3000円)

(9)到着後のPCR検査で陽性になった場合
ア 無症状や症状が軽い場合は政府指定ホテル又は施設で隔離又は治療。
イ 症状が中程度か重い場合や併存疾患がある場合は、コロナ拠点病院にて隔離又は治療。
ウ 外国人の隔離・治療費用は自己負担。

→要請になったら、隔離費用は自己負担。医療費は保険でカバー。

(10)到着後2回目のPCR検査
 到着3日目にPCR検査を受けなければならず、結果が陰性であれば、引き続き活動が可能。

→ホテルや町中のPCR検査場で受ける。おそらくPCR検査費用350,000ルピア前後(3000円)

(11)出国・移動
ア バリ島で入国した者がバリ島から出る場合は、入国3日目のPCR検査の陰性結果が確認され、かつ既に3泊4日以上バリ島に滞在していなければならない。
イ バタム島またはビンタン島で入国した者がバタム島またはビンタン島から出る場合は、入国3日目のPCR検査の陰性結果が確認された後でなければならない。

(12)保健プロトコール
 以下の保健プロトコールに従う。
ア 3層布マスク又は医療用マスクで鼻と口を覆う。マスクは、4時間毎に交換し、定められた場所に廃棄する。
イ 定期的に、水と石けん又はハンドサニタイザーで手を洗浄する。
ウ 他人と1.5mの距離を保ち、密を避ける。
エ 公共交通機関での移動中は、電話の使用を含め会話を行わない。
オ 医薬品を摂取する必要がある場合を除き、2時間以内の空路移動では、飲食を行わない。

(13)ホテル
 住民を除き、滞在中は、政府認定のホテルに滞在する。

4.インドネシアにおける新型コロナウイルス対策のための措置は、突然変更される可能性があります。邦人の皆様におかれても、最新の関連情報の入手に努めてください。

外国人のインドネシア入国規制(バリ島における観光及び公用目的の特別到着ビザの発給開始)

●3月6日、インドネシア法務人権省入国管理総局は、バリ島における観光及び公用目的の特別到着ビザに関する回章を発出し、これにより、バリ島のイ・グスティ・ングラ・ライ国際空港及びタンジュン・ブノア港における日本人に対する観光及び公用目的の特別到着ビザの発給が開始されました。

1.3月6日、インドネシア法務人権省入国管理総局は、バリ島における観光及び公用目的の特別到着ビザに関する回章を発出しました。同回章は3月7日から発効し、バリ島イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港及びタンジュン・ブノア港において、日本を含む23か国の国籍の外国人に対し、観光及び公用目的の特別到着ビザ(以下、「特別到着ビザ」という)の発給を開始するとしています。

2.特別到着ビザの概要については以下のとおりです。
(1)必要書類
 ア 残存有効期間が6ヶ月以上ある旅券
 イ 復路の航空券または他国に向かう航空券
 ウ 新型コロナウイルス対策ユニットが定める以下の資料(詳細は、バリ島、バタム島、ビンタン島での入国特別措置に関する3月9日付けの当館お知らせ( https://www.id.emb-japan.go.jp/oshirase22_48.html )を参照してください)
 (ア)ワクチン接種証明書 →自治体へワクチンパスポート作成依頼
 (イ)PCR検査陰性証明書→出国前にクリニックで検査
 (ウ)予約証明書→ホテル予約書
 (エ)医療保険加入証明書→エポスカードの無料海外保険でカバー
 (オ)インドネシア政府機関が発行する会議等への招待状(公務目的の場合のみ。観光目的では不要。)
(2)目的
 特別到着ビザは、外国人が観光目的または国家や政府の国際的な公務のために使用することができる。
(3)内容
 ア 特別到着ビザから派生する訪問滞在許可では、最長30日間の滞在が可能で、外国人の居住地を管轄する入国管理事務所で最長1回、30日間の延長ができる。この訪問滞在許可は譲渡できない。
 イ 特別到着ビザ保持者は、査証申請を通じての新規滞在許可の申請はできない。
 ウ 特別到着ビザ保持者は、インドネシアのすべての出国審査ポイントから出国することができる。
 エ 特別到着ビザの料金は50万インドネシア・ルピアである。(約4000円)

3.最新の査証申請手続きの詳細や実際の運用状況については、入国管理総局や入国管理事務所、在京インドネシア大使館または在大阪インドネシア総領事館にお問い合わせください。

4.インドネシアにおける新型コロナウイルス対策のための措置は、突然変更される可能性があります。邦人の皆様におかれても最新の関連情報の入手に努めてください。


日本入国時

2022年2月24日に日本政府より新型コロナウィルス(COVID-19)オミクロン株の影響による外国人の方の入国及び帰国される日本人へ2022年3月1日以降の入国制限の変更が発表されました。

外国人の新規入国制限の見直し
2022年3月1日 午前0時(日本時間)以降外国人の新規入国について受入れ責任者(企業・団体等)の管理下、観光目的外で認められます(商用・就労等目的の短期滞在-3か月以下及び長期滞在の新規入国)。
受入れ責任者は事前に厚生労働省の入国者健康確認システム(ERFS)への事前申請が必要です(親族、知人訪問等を目的とした入国は今回の制限見直しの対象外のため入国できません)。
全ての国・地域からの帰国者・入国者は自宅又は宿泊施設での待機、待機期間中の健康フォローアップ、公共交通機関不使用の期間が7日間に変更されました。ただし、待機施設で3日目に検査を受け、陰性の場合及びワクチンを3回接種の上自費で3日目に受けた検査が陰性の場合、4日目以降の待機を免除されます(3日目検査が無い場合は7日間の待機)。
(2022年3月9日現在)
入国者健康確認センターから連絡を取るための「MySOS」アプリのインストールが必要。
2022年3月9日より羽田空港、成田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港へ国際線で到着の方はこの「MySOS」を事前に(到着の72時間前から16時間前)登録する事で入国時の検疫手続きが早くなる「ファストトラック」を利用できます。
詳しくは厚生労働省のホームページをご確認ください。
インドネシアからの帰国者・入国者は2022年2月13日 午前0時からは検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機し、入国後3日目に改めて検査を受け、陰性の場合4日目以降の待機は免除となる。ワクチン3回目追加接種者は、原則7日間の自宅等待機で、入国後3日目以降に自主的に受けた検査の陰性の結果を厚生労働省に届け出た場合、厚生労働省の確認後の自宅等待機を求めない。
(2022年3月9日現在)

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以上の文章は、在インドネシア大使館ガルーダ・インドネシア航空からの連絡になるので、詳細は各HPを御確認ください!


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