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成人式の日に30歳の自分を描く

20歳の自分から見て、今の自分は満足な人生を歩んでいるだろうか。たぶん思っているよりもいい感じ。自己採点するなら85点くらい、では、3年後の30歳の自分はどうなっているか、どうなっていたいか?

30歳を迎える日には「器のどでかい人間」になっている。

個人・組織を超えて、セクター・社会に価値を生み出せる人間になり、現在のみならず将来世代にインパクトを残せるコトを成す。その方向性が描けている。物質的な豊かさが達成させられた日本社会では、あらたな豊かさの指標が必要で、そのヒントは「自分で社会を変えられるという感覚」を持っていることにあるのではないか。市場原理の外にあって、難易度が高く・儲からない、が大切な課題にどう取り組むか。NPO・NGOに新卒入社し業界の発展を願う一個人として、より大きな視座を持つ。

目に見えない資産へ投資していくこと。パイをシェアすることだけではなく、パイを大きくしていく思想を持つこと。

大きなコトを達成するために、個人の幸せを犠牲にすることなく、むしろその両方を実現する。

生きていく上での大前提の3つの柱は、
①自分の好きなこと・やりたいこと・この人のためなら頑張れると思える仕事を選ぶ
②心の健康
③体の健康

器を大きくしていきながら、この3つが保たれている状態で個人のウェルビーイングの最大化を目指していくことが自分の人生の戦略。

27歳時点の公式は、
個人のウェルビーイングの最大化=A.可処分所得の最大化 x B. 可処分時間の最適化 x C. 大切な人とのつながりの最深化

A.可処分所得の最大化
今の可処分所得は、まだ満足するには足りない。現状の生活に全くの苦労もないし、稼ぎはいくらあっても満足しないが、これを良しとするにはまだ低い。相対的・絶対的な価値観があるが、相対的には30歳で同い年の大企業社員の平均年収は達成したいし、絶対的にはとあるリサーチで幸福の最大度ともいわれる収入は達成したい。最適化するには、自分が何が最適なのかまだわからないので(個人の生活費ならわかるがこれからのライフステージにおいて必要な資金も増える)、まずはパイを大きくする経験・スキル・能力をつける。最終的には、自分のウェルビーイングのために必要な金額を把握して自分の中で絶対的な価値観を持ち、それが達成できている状態を目指す。

B. 可処分時間の最適化
可処分時間は、バリでゆったり暮らしてわかったことは、自由な時間がありますぎても幸せにならない。暇なときはだいたいよくないことを考える。自分の時間を無駄にしてしまった感覚で更にブルーになっていく。退屈を不幸せと感じてしまうのは、現代人の心の貧しさなのかと、時間の余裕は受け入れて楽しんでみようと思ったが、そうするにはまだまだ自分は若すぎた。もっと働きたい。ここは最大化ではなく最適化を使っている現段階での意味は、バリで時間を持て余している時に不幸を感じるので、その可処分時間をもっと他のことに使いたいと調節しようとしているから。時間という資産を労働力に変え、スキル・経験・報酬を得たい。最適化は、いまは時間を無駄にしないという意図だが、これから家庭ができて子育てをするとなったときには、労働時間を減らすという風に調節していくだろう(が、まだ時期尚早)

C. 大切な人とのつながりの最深化
大切な人とのつながりの最深化は、自分の好きな人、この人の為なら一肌脱ぐ・身銭を切る、助けたい、そして一緒になにかやりたいと言われる、助けられる、などなど人との関係に時間とお金を使うこと、人生をかけること。「思い出の複利」を最大化するための初期投資。予算は無限大。喜んで動くし、お金も払う。人とのつながりが人生を豊かにする。

ただ、個人のウェルビーイングの最大化だけ考えていても小さく縮こまってしまうので、「器にどでかい人間になる」を大きな指針とすることが先。

30歳の誕生日にこれを読んだ時にどう思うかわからないけど、最大瞬間風速的に考えていることとして、記録しておく。

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