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DX化の追求に終わりはないです。その目的は「生産性の向上」にあります。その指標として、一人当たりの売上高や一人当たりの営業利益が挙げられます。この指標にフォーカスして経営をしている経営者はどれほどいるのだろうか?とても少ないと思います。みんな売上高の絶対的数値にこだわって経営しています。生産性など度外視して。

経営は絶対的な売上高も必要です。利益が出ないと経営ができないからです。しかしながら、そればかりを追求していくと、利益や生産性(効率)が悪くなり、結果、赤字体質に陥ることになる場合もあります。

そうならないために、経営者は「生産性」の指標を常に注視しておくことが肝要です。一人当たりの売上高を高めていくためには、DX化やクラウド化などIT投資していき、紙での仕事のやり取りを廃止し、また、無駄な業務をすべていったん停止(必要なら後日再開すればよい)して、人の工数を無駄な業務からどんどん生産性部門に投下できる工数シフトを行っていく必要があります。

私がまずご提案していることは「とにかく紙の仕事を100%無くしましょう!」ってことです。それができれば1段階としてはそれなりのDX化は進み、一人当たりの生産性は向上すると思います。DX化に終わりはないので、第二段階、第三段階へと常にステップアップさせていく必要があります。

2024-05-20
東京中央DX化センター

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