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ウケない記事に込めた想い

こんにちは、sosekiです。

印刷会社のデザイナーは相変わらず忙しい日々です。が、それでも頑張って、21~22時には無理やりでも退勤するようにしています。

鉄道サイトコラボ企画の話

6/29~7/2にかけて、鉄道趣味ウェブサイト4つがコラボレーションして企画投稿を行いました。ご一緒したのは鉄道プレス様、Odapedia様、社畜ゲートウェイ様です。どちらも鉄道趣味サイトとしては超大手様で、私のような人間が一緒にコラボできただけでも大変光栄な話です。

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今日はそのなかで、私が投稿した記事、車内トリビアのなかから少しだけ雑記を残そうと思います。

結論としては、ウケなかった記事

少しだけ、期待していたのですが、残り3つのウェブサイトは前述の通り大変大手で、たくさんのファンがいます。それらのサイトとコラボレーションすることで、どんな影響があるんだろう。たくさん人は来るのかな?と考えました。

結果的には、いつもよりはたくさんのアクセスがあり、とても嬉しく思いました。ただそれは、劇的ではなく、少しばかり多いというレベルでした。そこにまず「無名であること」と「鉄道の内装趣味のニッチさ」を感じました。別にネガティブな思いではなく、そういう結果が得られたことはとても興味深い話です。

ただそれでもいくらかコメントやリツイートをいただきました。本当に嬉しい限りです。重ねて、コラボ先の皆様方にも感謝の思いが溢れます。大変魅力的な時間を過ごすことができました。

さて、私が投稿したトリビアは4つ。新幹線の窓、QRコードの床、メーカーが刻印された吊革、そしてCMに使われる車内。これらの中で、最も反響が得られなかった記事が一つありました。それはQRコードの床です。

詳細は記事をご覧いただければと思いますが、実のところ、このネタは私自身も、反響少ないだろうなぁという確信がありました。「へぇ~」というよりは「ふーん」のレベルに留まるだろうと。そこは読み通りだったようです。それでも、このネタを書いたのは理由があります。それは、私がデザイナーであるからです。

このネタには余談を一つぶら下げました。それは「QRコードは鉄道車内においてご法度であること」です。印刷物のデザイナーをしている以上、車内広告や駅広告に携わる機会もしばしばありますが、実はQRコードは原則NGです。理由は簡単。「スマホのカメラを車内で起動すると、盗撮の恐れがあったり、盗撮と勘違いされる可能性があるから」です。QRコードであっても、読み取り時にはシャッター音が鳴る機種が多いのはご存知の通り。狭くて混雑した車内で、シャッター音が鳴ったもんなら、ほぼ間違いなく疑われます。ですから、車内広告などは一般的に「〇〇〇 」「検索」というスタイルを取っています。

私にとっては、本題はこちらなのです。広告に携わる人間にとっては当たり前のことであっても、一般の方は無意識な点だったりします。そこに少しでも着目してもらいたいという思いを込めました。

一般目線と趣味目線とプロ目線の話

私は自身のウェブサイトを収益化していませんので、趣味は最優先事項ではありません。ただ、商業デザイナーという職種は芸術家とは異なり、様々な目線で物事を捉える技能が求められます。

今回投稿した記事では、一般目線と趣味目線、プロ目線という3つの目線を意識しました。そして、そのどこに誰が着目するかを注意深く拝見させていただきました。デザイナーである以上、自身の作品に対する反響をレビューするところまで、客観的にしっかりと受け止めたいのです。

オチはありませんが、私はやっぱりデザイナーですし、それが人生においてかなり優先度の高い位置にあります。趣味のウェブサイトでそのことを大声で伝えるのはあまり好ましくないと思っていまして、その代わりに、このnoteを活用させていただいています。こちらではときどき、独り言を大きな声でしゃべりたいと思います。

私のウェブサイトは、趣味目線での読者が一番多いようで、今回のコラボ記事から得られたレビューは趣味目線によるものでした。今後の材料にしていきたいと思う次第です。

今回のコラボ企画をまとめてくださった方がいます

阪和線の沿線から様が、今回のコラボをまとめた記事を書いてくださいました。心よりお礼申し上げるとともに、こちらにリンクを置かせていただきます。皆様もぜひご覧を。noteからは一般目線があればいいなぁ…

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