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音楽と、鉄道のはなし

こんばんは、sosekiです。夜更けにちょっとだけ。

sosekiは乗り鉄でもあり、車窓を眺めながら列車に揺られる時間は最高の至福だと思える一人です。

そんなとき、私はよくイヤホンをして音楽を楽しみます。

もちろん鉄道の音も大好きで、インバータ音やモータ音、ジョイント音を楽しむことも多いのですが、「その風景や時間帯に合わせた音楽」を探し、一緒に楽しむことで、気分を良い意味で盛り上げてくれてとても心地の良い感覚を覚えることができます。もっとも初めての土地に旅行した時はそんなセレクトをする余裕もないので、どちらかといえば、普段の通勤・通学なんかに音楽を嵌めると良いと思います。

今日はそのなかから、少しだけお勧めの曲をピックアップ。

朝の通勤・通学時に駅に向かう時に

いきなり、乗る前の曲ですが、これだけで鉄道に乗るリズムが変わります。

お勧めの曲は、DEDE MOUSEさんのBe yourselfという曲です。POPチューンのEDMですが、自然と足がスキップしたくなったり、手を大きく仰ぎたくなるような心地の良い音です。実はMVも面白くて、しかも京王の若葉台駅付近が出てきます。DEDE MOUSEさんはコロナ禍においてもYouTubeのライブ配信などを通じて、心が躍るような音を提供してくださっています。Be yourselfはぜひ、晴れやかな朝の時間帯に聞いてみてください。

地下鉄の前面展望をしながら

少しニッチなシーンになりますが、地下鉄(ちゃんと地下トンネルを走っているとき)に乗って1両目の一番前にいると、トンネルに吸い込まれていくような景色を楽しむことができる車両があります。そんなときに聞いてほしいのが、砂原良徳さんのBeat itという曲。電子音楽の大御所として有名な方ですが、毎回とても新鮮な音楽を作ってくださります。どんどん盛り上がっていくタイプのエレクトロニカですが、その音選びがめちゃくちゃ近代的でカッコいい。地下空間の風景をよりドキドキしたものに変えてくれます。

夜遅くに街灯りを眺めながら

遅い時間の街の車窓は残像のようにゆったりと黒いキャンバスの上を流れていくものです。そんなときには、yanokamiさんのNight Train Homeという曲がおすすめです。歌詞のある曲ですがその名の通りで、583系の寝台列車に揺られている明け方の時間を描いた魅力的な歌です。矢野顕子さんのとろけるような音と、Rei harakamiさんのとろけるような音の融合。景色にとろけるに決まっています。一日の疲れを五感で癒しに変える、そんな感覚を覚えることができます。

音楽という演出

Another Skyという曲があります。この曲はかの有名な葉加瀬太郎さんの楽曲で、ANAの飛行機に搭乗した際、ウェルカムBGMとして流れている曲です。ANAをよく利用する方なら間違いなく印象が残っているはず。この曲を聴くだけで、いつしか旅に出る、出発するという気持ちが自然と湧いてくるようになります。

音楽は日常の時間を、より特別なものにしてくれる存在です。数多ある素敵な音楽に、一番良い景色をチョイスして心地よい時間をクリエイトする。そんな鉄道の楽しみ方もあります。ぜひ。

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