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8.「一から始める腸活 その1」

ワンポイントアドバイス8

腸内細菌叢?腸内フローラ?

まず初めに、よく耳にする腸内細菌叢、腸内フローラ、、、
腸活に熱心な方はご存知と思いますが、これは同義語です🙇

さて、体内に棲む細菌の90%が腸に棲みついているとされています。
その種類は1000種類、数はおおよそ100兆~1000兆個!
重さにして1.5kg程の重さがあるそうです。
ヒトの細胞数が60兆といわれてますからそれよりも比較にならない程多い!
ビックリですね。

その中でも、大腸に棲む細菌を腸内細菌。

“貴方たちはそこに棲んでいてもいいですよ、、、と選ばれた細菌たちです”

その細菌達は其々仲間同士で塊となって腸壁にへばり付いて棲んでいます。
この形状が花畑の様に綺麗な事からフローラ=腸内フローラと称されているんです🌸

腸の中がお花畑なんてちょっといい感じ😃

●腸内フローラはお母さんからの贈り物!

貴方の腸内フローラはお母さんから貴方への大切な贈り物!

貴女がやがて母親になるとしたら、そしてお子様をお持ちになるとしたら、、、今度は貴女がお子様に贈り物をする番です🎁

まさに生まれようとする時、赤ちゃんは産道で腸内細菌に触れてそれが体内に取り込まれ増殖していく。そして出産後は母乳やお母さんとのスキンシップを通じて更にあなたの体に取り込まれ腸内細菌叢が形成されていきます。

赤ちゃんの腸内細菌叢は3歳頃にはその原型が形成されると考えられています。そして原型は一生変わらない。
更にこの細菌叢のあり方は皆それぞれ違っていて同じパターンは2つとしてない。

腸内細菌叢が健康に深く関係していることを考えると、それを譲り渡すお母さんの腸内細菌叢はとても大事なのです😅

まさに神秘的な体の仕組み、母子の関係、、、🤗

●腸内フローラの3区分「善玉菌、悪玉菌、日和見菌」理想は2:1:7

なぜ悪さしかしない悪玉菌が存在してしまうのか?
こいつだけ無くせる方法はないか?
理想のバランスは善玉菌10ではないのか?

そんな疑問を持っていました。

ですが悪玉菌も大切な腸内フローラの仲間。
重要な働きを担っているのです。

この善玉菌と悪玉菌の働き。
決定的に違うのが善玉菌は発酵させる、悪玉菌は腐らせる。

善玉菌は運ばれてきた食物繊維や糖分を餌にして発酵させ、その際に乳酸や酢酸を作り出し腸内を弱酸性に保ちます。
こうして腸内環境が弱酸性に保たれる事でアルカリ性の悪玉菌が増殖できなくなる。
外から運ばれてくる、例えば有毒株を持った大腸菌などが死滅する。
善玉菌はとても大事なのです。

で悪玉菌は?

この弱酸性に保たれる事で増殖はできませんが、大人しく生きていられる、、、。
これが実に大事!

悪玉菌が動物性タンパク質を分解してくれる。
大好きな肉を食べた後、ちゃんと分解してくれるのがこの悪玉菌、という訳です。

それでも注意しなければならないのは、やはり悪玉菌が増える事でいいことは一つもない。

私は肉が好きだから悪玉菌増えてもいい!、、、これはナンセンスです。

悪玉菌が増えれば腸内フローラはアルカリ性に傾き、発酵より腐敗が進みます。どちらにも傾く日和見菌が悪玉菌とくみし、更に環境が悪化する。

これは美容にとっても、体の健康維持管理にとっても絶対にNGなのです!

理想のバランス
善玉菌2 悪玉菌1 日和見菌7
やっぱりこれをこのバランスを維持したい。

それには腸活がとても大切になる。
日頃から腸活にかなった食事環境を整えることがとても重要になるのです🙇

次の記事は 善玉菌、腸内フローラのバランスの保ち方について

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