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TVアニメ「スーパーカブ」北杜スタンプラリー参加レポート

 少し前ですがTVアニメ「スーパーカブ」アニバーサリー2022北杜スタンプラリーに参加したのでその記録を。作品の紹介も含めて書いたので知らない方もどうぞ。(少し長いのでゆっくりどうぞ)

スタンプラリーについて

 まずは概要です。

TVアニメ『スーパーカブ』放送1周年記念
TVアニメ『スーパーカブ』アニバーサリー2022 北杜スタンプラリー
実施期間:2022年4月9日~2022年5月8日
主催:北杜アニメツーリズム協議会
協力:北杜市、韮崎市、JR東日本八王子支社、一般社団法人北杜市観光協会 、NPO法人清里観光振興会、みずがき湖ビジターセンター、南アルプス釜無川温泉むかわの湯

 という感じで、結構ガチな布陣での開催。市とJRが付いてくれているのはファンとして心強いです。期間はゴールデンウィーク明けまで。まだ間に合います。スタンプを揃えるとオリジナルステッカーがもらえます。(楽しみにしている方もいると思うので、開催期間中はステッカーの画像を載せていません)

 アニバーサリーとついているように、TVアニメ「スーパーカブ」が放送されて1周年となるタイミングで開催されました。初日は朝にスタンプラリーのカード配布場所である韮崎駅で「スタンプラリー開始記念式」が、午後には北杜市ふれあいの里 大正館で声優さんによるトークショーがありました。

スタンプ設置場所

  • JR中央本線 韮崎駅 ※カード配布所

  • 南アルプス釜無川温泉 むかわの湯

  • 北杜市役所

  • みずがき湖ビジターセンター

  • 清里駅前観光総合案内所(JR小海線 清里駅)※ステッカー交換所

  • 小淵沢駅前観光案内所(JR中央本線 小淵沢駅)※ステッカー交換所

注意すべきは

  1. スタンプカードは韮崎駅でのみ配布

  2. ステッカーは清里駅、小淵沢駅の観光案内所のみで交換

  3. 各所の営業時間外はスタンプを押せない

 これには注意です。スタンプ設置場所が結構離れているので、行ったのに開いていないとかは結構悲しいです。

開催当日中にスタンプカードがなくなり、次の日にはステッカーがなくなるというハプニングもありましたが、今はもう追加されているようです。こんなに注目されているアニメだったとは……アニメ2期も近いな!

TVアニメ「スーパーカブ」について 

山梨県北杜市(旧武川村地域)を舞台に、何にも興味を持たない没個性的なひとりの少女が一台のホンダ・スーパーカブ50と出会い、スーパーカブとの関わりを通じて成長しながら、自分の世界を広げていく様子を描いた物語。公式サイトや販促ポスターでは『ホンダ・スーパーカブ総生産1億台記念作品』と銘打っている

スーパーカブ (小説) Wikipediaより

 という、小説を原作とし昨年2021年にはTVアニメとしても放送された作品です。主人公は高校2年生の小熊ちゃん。苗字は不明。通学用にホンダの原付きスーパーカブを買うところから物語が始まります。個人的には主人公の行動範囲が少しずつ広がっていくところにとても共感しました。

 引用にも書いてある通り山梨県北杜市やその周辺が主な舞台となっていて、アニメでは実際の景色が登場したため、ファンの間ではいわゆる聖地として人気が出ていました。

実際に回ったコース

Google map

 参加したのは開催初日、上記のように韮崎駅での「開始記念式」を見たあと、北杜市役所、むかわの湯、みずがき湖ビジターセンター、清里駅、小淵沢駅と周り、小淵沢駅前観光所でコンプリートのステッカーをもらいました。そのまま、トークショーの行われる三代校舎ふれあいの里へ。ただ、先にオチを言ってしまうと、参加者が予想以上に多くトークショー会場の教室には入れませんでした。運営さんも嬉しい悲鳴だったようです。

JR中央本線 韮崎駅

開始記念式の準備中の様子

 当日は快晴。駅前には式が始まる前からかなりの人が集まっていました。ちかくの駐輪場や駅前にはカブやバイクが勢ぞろい。式では主催の簡単な挨拶とともに参加者代表の方が安全宣言(うろ覚え、交通ルールやマナーを守って参加しますという宣言)をされていました。また、協力してくださっている市の職員の方々、JRの方々もいました。予想以上の人数に驚かれていたようです。

 式の後にスタンプカードをもらい、改札横にある1つ目のスタンプを押してスタンプラリーを開始。行く道の先々で沢山のライダーを見かけました。

記念すべき最初のスタンプは主人公の小熊

北杜市役所
 入り口を入ったところにスタンプがありました。こちらでは新聞社の方がスタンプを押される方に許可をもらって写真を撮ったり取材をされていました。

北杜市役所駐車場から望む南アルプスの鳳凰三山

むかわの湯
 
こちらも入り口に入ったところにスタンプ台がありました。消毒、検温を忘れずに。(写真撮り忘れた……)

みずがき湖ビジターセンター
 ここから少し距離が遠くなります。山の方へとぐんぐん進んでみずがき湖ビジターセンターへ。山登りをする人にはお馴染みの瑞牆山(みずがきやま)のほうへ。こちらは入って少し奥にありました。トイレがあるのも嬉しいです。

ビジターセンター横のみずがき湖

清里駅前観光総合案内所
 
入って左側にスタンプ台がありました。駐車場は観光案内所前のロータリーを回った出口近くから入る感じになっています。ここを走る小海線も非常に趣があり、少し先の野辺山駅は普通鉄道の駅としては日本一高い駅となっています。この辺りは一昔前は別荘地・避暑地として賑わっていたそうですが、バブル後は人が遠ざかってしまったとのこと。だた、この辺りの八ヶ岳周辺は牧場が多く、ソフトクリームが絶品なので関連施設に立ち寄った際は是非。

清里駅前のSL

小淵沢駅前観光案内所
 こちらは入って正面の窓口の右側にスタンプ台がありました。そして、窓口でステッカーと交換してもらいました。受付の方が丁寧で「遠いところありがとうございました」と言われました。むしろ、こちらこそ協力いただきありがとうございます! 駐車場は駅に向かって左側にあります(観光案内所とは反対側)。少し離れたところに短時間(45分だったかな)なら無料の駐車場もあるので調べてみてください。

 改札への階段を挟んで観光案内所とは反対側にお土産屋&駅弁やさんがあり、こちらで「八ヶ岳高原の鶏めし」を購入。アニメで小熊が「甲州とりめし」を食べていたのを思い出して買いました。後で知ったのですが、「甲州とりめし」は今はなくなり、この「八ヶ岳高原の鶏めし」が同じお弁当屋さんが作っている駅弁になっているそうです。まさかの大当たり!

写真を撮り忘れていたので箱だけ

 と書いてきましたが、実はこれはオススメの回り方。実際の私はステッカー交換が2箇所のみということを忘れていて「帰りに韮崎駅でもらおう」と思っていたんですが、トークショー会場で気が付き小淵沢駅までもう一往復する、という失態をおかしています。みなさんはお気をつけを。

アニメ1周年記念声優トークショー

 スタンプラリー初日はアニメで主人公の小熊、友人の礼子の二人の役の声優さんによるトークショーがありました。会場は三代校舎ふれあいの里。明治、大正、昭和の校舎が並んでいる場所です。昭和校舎が改装されてショップやレストランがあり「おいしい学校」という名称で親しまれているそうです。

 スタンプラリーを回って到着すると、すでに校庭(駐車場)に入るために列が出来ていました。誘導している方に聞くと「イベント会場には入れないかもしれないが駐車場には入れる」とのことだったので、取り敢えず並んで校庭へ。すでに沢山のバイクと車が止まっていて、イベント開場前には長い列が出来ていました。

全国から集ったスーパーカブファンのバイクが校庭を埋め尽くす

 会場は旧校舎を利用した教室で120人を予定していたそうですが、完全にオーバー。立ち見でも入れたそうですが、それでも足りず、窓の外から見る人も出たとか。多分北杜市で初めてのアニメイベント、経験がなかったので想定外だったのだろうと思います。

 上でも書きましたが、スタンプカードやステッカーが2日目にはなくなる(現在は補充済み)という事態もあったりと運営さんはホントに大変だったと思います。それでも郵送対応など頑張ってくれていたので、次も期待しています。これだけの集客力人気アニメだもの!

 私は早々にイベントは諦め、おいしい学校でシャインマスカットサイダー(おいしかった!)を買ったり、イベントグッズを買ってのんびりしていました。おいしい学校の中にはスーパーカブのコーナーがありグッズや収録台本が置いてあったりしました。

スーパーカブコーナー
買った椎ちゃんのキーホルダー。次は椎ちゃんの声優さんも呼んで欲しい!

おわりに

 当日は本当に天気もよく、桜に南アルプス、八ヶ岳と素晴らしい風景を見ることができ、とても楽しかったです。これから参加される方は上に書いた「注意事項」に気を付けて楽しんで貰えればと思います。家に帰るまでが聖地巡礼、是非安全運転、交通事故にはお気をつけて。このイベントが無事成功に終わって、次のイベント、またその次、と今後に繋がっていってくれることを切に願っています。

 そのためには我々ファンのマナーも問われていると思います。マナーよく参加して地域もファンも作品関係者も皆が盛り上がれると最高だと思います。

 また、北杜市にはアニメで登場する「日野春駅」や「スーパーおの」ポスターになっている「釜無川ポケットパーク」などもあるので、そういったアニメの聖地巡礼もおすすめです。

 山梨は「ゆるキャン△」をかなり推していますが、スーパーカブもそれに続いてほしいですね。と思っていると、正にそのような記事が産経新聞(4/26)に出ていました。 

 以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

日野春駅
釜無川ポケットパーク


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