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自作モスポールを延長してみた

 この間、記事に書いたモスポールを登らせているスキンダプサスですが、1ヶ月弱でグングン大きくなったため、モスポールを延長しました。
 前回の記事はこちら↓


成長記録

 前回の更新から1ヶ月たたないうちに、一気に伸びました。生長期おそるべしです。空いていたところに水苔を足したのですが、それでも足りないくらい伸びてきました。

左:6月下旬、右:7月中旬

 別に肥料をガンガン与えたとかではなく、緩効性肥料を適量与えたくらいです。ベランダの軒下に置き、土とモスポールが乾いたら水をあげていました。やはり、成長する季節にはグングン大きくなるんですね。前の記事では「てっぺんに届くのは3ヶ月後かな~」みたいなこと言っていたのが信じられません。これまで伸びていたツタとは別のものも登り始め、ひしめき合うように葉を出しています。

延長の準備

 せっかく大きく育ってくれているのでモスポールを延長します。材料は最初に作ったときと同じです。トリカルネットは前回切って余っていた部分(長辺45cm)をそのまま使いました。

延長するために用意した支柱とモスポール

 延長するにあたり、モスポールが倒れるといけないので、支柱を買ってきました。

  • 園芸用支柱(90cm):ダイソーで購入。2本で100円。

モスポールを作った際に前回と変えた点は

  • 厚さを薄めにした
    前回のモスポールは少し水苔が多すぎた気がしたので、今回は少し薄めに作ってみました。具体的にはトリカルネットの網目ひとつ分ネットの幅を狭くしました。

  • 重なる部分のメッシュ面を長めにした
    前回切った分の網目ひとつ分、アクリル板よりも前のトリカルネットが下方向に長くなっています。これは、土台となるモスポールに差し込んで安定させようと考えたためです。

  • 連結のための穴を空ける
    土台となるモスポールのアクリル板との連結、また支柱を締結するための穴を空けます。端のほうは2穴パンチで空けましたが、支柱を締結するためのものは2穴パンチでは届かなかったため、ハンドドリル(ドリル刃つけたドライバー)で開けました。
    今は先端を交換するタイプのドライバーにつけられるドリル刃がダイソーにも売っていたりするので、便利な時代です。

 また、微調整や水苔を入れなければいけないので、この時点では結束は緩めにしてあります。

モスポール延長作業

 では、延長していきます。

  • 土台となるモスポールのアクリル板にも連結のための穴を開ける

  • 支柱を立てる

 裏のアクリル板同士を結束バンドで締結するために穴を空けます。2穴パンチを斜めにしながら無理やり空けました。また、支柱を固定するための穴も空けます。
 そして、モスポールの背後に支柱を立てました。重しと土の節約のために裏側を鉢底石にしていたのですが、このためにブスッと刺すことができず、一度取り出す必要がありました。普通の土ならそのまま刺せると思います。

支柱を立ててアクリル板と締結した状態
  • 延長するモスポールを乗せて固定する

 仮組みして位置を確認してから、こちらも結束バンドで固定していきます。このタイミングで水苔を入れました。少し長めに作った前面をこれまでのモスポールの中に差し込みます。こちらも最初は緩く締めて調整できるようにし、位置が決まったらグッと強く締めます。

上下のモスポールを締結した様子

そして完成!

 無事に連結できました。高さは45cm追加で、鉢底から1mです。延長した部分は前のものより薄く作ったので、つなぎ目に少し段差ができてしまっていますが、水苔でうまく埋めようと思います。結束バンドの余分な部分はこの後切りました。

延長されたモスポール

 これで伸びても大丈夫です。毎回、水苔を少しずつ足しているのですが、一気に入れてしまったほうが楽な気もします。
 不安定そうに見えますが、土と鉢底石の重さで割と安定しています。

反省点

  • 結束バンドは組み立て前に穴に通しておく
    アクリル板同士や支柱と締結するための結束バンドですが、最初に全部通してしまったほうが良いです。というのも、組み立てて位置が決まってくると、手が入らずに作業がやりづらい場所などが出てくるからです。先に穴に通してから(固定する部分には通さない)、組み立て、それから輪っかにして締めるほうが良かったです。

 なにはともあれ、無事に延長することができました。これで当分は大丈夫でしょう。スキンダプサスのこれからの成長にも期待です。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 まとめはこちら



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