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35歳以上の転職者が全体の6割を占めています

■概要
『35歳が転職年齢の上限』と言われる時代は終わった。

■根拠
1/29(土)日経朝刊

転職のリアル(4) 中途採用、崩れる「35歳の壁」:日本経済新聞
中途採用、崩れる「35歳の壁」

■記事内容
転職年齢の上限と言われ続けてきた『35歳の壁』が崩れた。

2020年の転職者数のうち35歳以上は186万人。全体の6割を占めた。このうち45-54歳の中高年は59万人。10年前から55%も伸びた。

日経新聞

理由は企業側の意識変化。具体的には『油の乗った40歳で即戦力になる人材を採用した方が、若い人材を育てるよりも効率的』と企業側が気付いたこと。

■本題
✅僕もミドル層での転職
✅しかも中小企業から大手へキャリアアップ
✅ポイントはポジションはそのままで業界をチェンジした

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✔背景として……….
昔の日本は『年功序列と終身雇用』がセットでしたよね。なぜなら、制度が確立し始めた1960年代は高度成長期だったから。80年代には『日本の経済成長を支える仕組み』として世界中から注目されるようにもなりました。

✔ここから本題
今は少子高齢化で年功序列と終身雇用の制度は崩壊しています。理由は簡単で日本人口が減っているということは、生産効率を上げないといけないから。

当たり前の話しでして、人口が減っているので、今の仕事を今までと同じようにこなしていたら間に合わないんですよね。

つまり、企業側はいかに生産効率を上げるかを真剣に考えるようになりました。

結果、若い人材を育てる労力よりも油の乗ったミドル層を積極的に採用するようになりました。要は教育時間の削減。

僕は35歳で転職しました。『提示している最高年収をお約束するから是非入社してほしい』と言われてました。
それほど、今はミドル層の入社を大手も含めて積極的に実施しています。
転職中の方は実感できていると思います。

したがって、中小企業で10年間働いてきましたが、急にキャリアアップに成功しました。今までは『中小企業に1回でも入社すると大手には行けない』と言われていました。
これも『転職35歳の壁』と同様崩れました。

僕の場合は戦略的にも上手くハマりました。
『業界とポジション』の関係です。現状がツラく逃げるような転職をしている人は『業界とポジション』の両方をチェンジしようとします。

それは間違いです。

両方チェンジすると企業はゼロから全て教育する必要があるから。
本記事のタイトルにある通り、『転職35歳の壁』が崩れた要因は1つです。
経験やスキルが備わっている油の乗ったミドル層は教育費が削減できるから。
つまり、両方チェンジすると35歳以降の転職はほぼ無理になるんです。

■まとめ
転職上限の年齢といわれてきた35歳の壁は崩れました。
日経新聞が記事にしたので、この意向は今後ますます加速すると思います。
ミドル層で転職を視野に入れている人は、現職で培った経験やスキルを生かして転職してください。

✅今日のポイント
ミドル層の転職で必要なのは『業界とポジション』はどちらかを固定して、もう一方をスライドする。

ぜひ参考にしてくださいね。

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