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ピンと来ない市川市

他の自治体と間違えられたり、なーんかピンとこない市川市。
家や会社が無かったら、一生行かない市川市を脱却したいよね。

■あ~!ぞうの国の!

市川にはぞうの国も夢の国もないんですよ。
市川市って印象薄いんですよね。
千葉の端っこだし、これと言った名物もないし。

ぞうの国があるのは、市原市です。
ニュースや自治体が間違えることもあり、
言わば、市川あるあるです。

お隣の浦安にはミッキーが、船橋にはふなっしーがいらっしゃる。

市川市には…ゆるキャラがいるにはいますけど、
マナーマンとマナりん、クロロバララ、梨丸…聞いたことないでしょう?

自治体そのものもキャラもぼんやりしています。

■映えない理由、地元だから。

インスタ映えが唱えられて久しいですか、
誰しも、毎日食べるものや、洗いざらしの髪はわざわざ撮影しないしアップしないですよね。
だって映えないし。

いつもと違う風景、盛れた顔面、特別なランチ、
そういった非日常を他者と共有し、讃え、共感を呼ぶのが“映え”だと、私は思っています。

つまり、地元で映えるのは至難の業!

しかし、わざわざ他県から市川市を調べてやってきて
「市川激アツまじやばい」ってなことをインスタにアップする人は、いないと言っても過言ではないです。

映えてないのに、誰も来るはずがないのですから。

既に市川のことが好きな地域住民が、
TwitterやInstagramで地元情報を流しているのが現状
です。

ん~映えにくい!

映えることが全てではないと思いますが、
映えればバズり、バズれば他所に知れ渡る。

これといったアピールポイントがないのは大きな痛手です。

市川市で日常を過ごす我々が、工夫を凝らして如何に映えさせようとしても、
ハリボテの映えは、すぐに綻びが生じます。

ベッドタウンで住みやすい、住民が町おこしに協力的、これも確かに売りです。
ただ地元だろうが観光だろうが、わかりやすく目に見えるナニカがほしいところです。

■たとえば梨で、例え話

市川市の名産と言えば、市民がマインドコントロールされたかのように口にするであろう「梨」!

確かに市川のなし、美味しいです。
品種も様々で、7月下旬から幸水、豊水、新高、かおり…と肌寒くなる頃まで、スーパー等には市川のなしが続々と並びます。

市川市の北部に位置する「梨街道」と呼ばれる大町地域の道路には、
右も左も前も後ろも梨の農家、直売所があり、
「市川のなし」とデカデカとかかれた立派な箱入り梨を、贈答用に購入する人々で大賑わいです。

でも待てよ。

隣接する船橋市でも梨は栽培されているし、国民的スターのふなっしーの絵柄入の箱で販売されれば、ブランド力では敵いません。
また、生産量では千葉県内ですら、白井市に負けています。
そして鳥取県だって、梨を推しています。

市川=梨!
とは、胸を張りにくい情勢です。

このように、市川オンリーの市川市ブランドの名物がありません。
農作物だけでなく、文教都市を推すにも、他の街にだって歴史があり、博物館があり、優位に闘えるとは思えません。

■結論!我々ができること!



そうして市川市という街は、ハッキリ全体が見えない、
ベッドタウンとして不便はない住みやすい街、で完結してしまうのです。

梨、薔薇、松、海苔、神輿…
実力はあるし頑張ってもいるけれど、他所から人や注目されているを集めるほど認知されていない。
この原因を私は、前述のSNS映え不足に一因があるのではと考えます。

また、それらを使った特産品を手にする場面の少なさも影響しているのではないでしょうか。

これだけ都内からアクセスのいい市川、本八幡。
ありあまるポテンシャルをもっと他所へ発信しなければ!

情報の受け手から語り部へ!

実際に体験し、口に入れたものを
私というフィルターを通し、自分の言葉で、自分の目線でアピールしていく。

先輩方が築き上げたものを下の世代が受け継ぎ、新しい形で広める!
その役割を担いながら、私は今日もインスタを更新するのです(ド宣伝)

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