画面越しの一方的な再開

ふとタイムラインを見るともう何年も会っていない恩師が現れた。


仕事の関係上あまり呟かず、基本的に見るばっかりになっていたツイッター、「フォロワーさんがいいねしました」と流れて来たツイート、僕この人知ってる!!


そのツイートはそれなりに人気のある内容でたくさん「いいね」と「リツイート」がされていた。
コメントもたくさんぶら下がっていた。


でも内容よりもその名前、プロフィールが僕の知っているその人と一致している。そのことの方が重要で大事だった。


どうやらこちらに戻って来たらしい。


つまり会おうと思えば会えるのだ。
あちらが僕に会いたいと思ってくれているかどうか、そもそも覚えてくれているかすらわからない。

もしかしたらこの会いたい気持ち、画面越しの一方的でドラマチックな出会いのままの方が良いのかもしれない。

あの頃、あの人に、お世話になっていたときの自分が今の自分を見たらどう思うだろう。

今の自分はあの頃の自分に誇れる自分じゃない。
もがこうにもどちらに進めば良いかすらわかっていない。


正直あの人に会いたい。めちゃくちゃ会いたい。
話を聞いてほしい。話をしたい。


でももしかしたらそう思っている今が一番幸せなのかもしれない。






もし会えたら、どんな話をしようか。

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