変態でいたい

つい最近、職場で店長面談があった。

何かおもうことや不満･意見などを述べることが出来るいい機会だ。

私は入社当初から、
不満や意見を店長にぶつけまくったおかげで、
コイツは色んな話を持っていると思われてる。
だから時間をいっぱい取らないとと思われている。

結果、早い人が15分もかからない中、
私は1時間以上話した(笑)

この時、店長に言われたのが、"変態だね"。

これは、性的な意味合いではない。

仕事のことについて考えに考えすぎて
やり過ぎ、頭おかしいと思われかねないくらい
めっちゃ仕事人間ということだ。

私はレジ店員をしている。
だが、我社は変なルールがとても多い。
特に疑問なのが
レジを打つ際に左打ちを強制されていることだ。

右手で持って
左手に持ち替えて
打って
カゴに入れる

これが4工程だとしたら
左手でする作業は3つ
利き手の多い右手は1つしか作業がない

左手を使うには大変な意識が必要になり
利き手のように無意識や感覚が使えない
だから非常に頭を使うし
ましてこの途中で登録画面を見るという
工程まであるとしたら尚更右手の方がいい

そもそも左打ちにしたら右寄りに立つことになる
うちは左側に会計機があるので
お客さんも左側にいることが多い
何かを聞く際にも左側にいた方が便利である

また、あとから乗せる商品を置くのも左側
右手で打つと両手を広げる状態にはなるが
ちょこちょこ移動しなくてもいい
左手で打つと反復横跳びのような状態になる

更に右手打ちになってることで
トレーナーからバッテンを食らう人も多い

ということは、みんな右手が打ちやすい
そういうことじゃないのか？

わざわざ使いづらい左手に強制させる理由はなんなのか？

そんな話を熱を入れて語ってみたところ……
"変態だね！"と褒められた(笑)

そう、私は褒められたのだ。

確かにそうだと、面白い発想だと
そういう話がもっと聞きたいと
そう言われたのだ。

私は変態なので、
ある人についての問題を資料にまとめて提出した。
ワードをノーマル状態で打ったら
およそ14~15ページになるほどの内容だった。

これ以外にも店長に対する感謝と尊敬の手紙を作成した。
およそ20ページに及ぶこの手紙を店長は、
普通に嬉しかったと言ってくれた。

気恥しい内容でもあったので、
気持ち悪がられないか心配で……なんて言ったら
いいじゃん変態なんだから(笑)と言われた。

これは私が店長のことが好きだから
非常に喜んで聞いている言葉だが、
下手すれば嫌味やセクハラまがいな言葉にもなる。

むしろ、変態と聞いて性的な意味合いを
真っ先に連想してしまうのはきっと私だけでは無い。

でも普通の人からすれば異常なほどの熱量を
注ぐ物事が多々存在するということ。

私は気に入っている。
他とは違う方が好きだからである。

普通じゃ物足りない私には異常なほど変態な方が嬉しい。

だから私はこれからも変態でいようと思う(笑)