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好きを仕事にする?仕事を好きになる?

先日20代からの友人と話をしていて、仕事に対する考え方について思うことがありました。

巷では「好きを仕事にする」とか「好きなことだから頑張れる」という言葉が、広がっているため、なんとなく仕事をするなら「好きなこと」が良い。という風潮があるように思います。
私も、嫌いなことより好きなことの方がいいんじゃないか?と思うし、
私自身、好きなことを仕事にした。と、思っているけど・・・

ただ、ここで告白すると、私は「アロマセラピーが好き」だったわけではなくて、「カウンセリングが好き」だったんです。
そのツールとして「アロマセラピー」は優秀だし、アロマセラピーに惚れ込んでしまったので、精油の研究にハマってしまったのですが、アロマセラピーが好きだから起業したわけではない。ということです。

で、友人と話していて思ったことは、
好きなことを仕事にするより、仕事を好きになった方が、幸せなんじゃないか?ってこと。

好きなことで、仕事にできそうなこと、って意外と見つからないもので、好きなこととは、仕事や収入に関係ないから夢中になれるような要素もあり、むしろ仕事にすることで嫌いになる、ということも聞きます。
(その点について私は懐疑的ですが)

それよりも、今やっている仕事の中で「好き」なことを探した方が、簡単だし、その仕事をやればやるほど好きになるはずなので、仕事が楽しい。ってことにならないでしょうか?
友人を見ていてそう思うんです。

彼女は、今の仕事に就いて30年近くになるかもしれません。
でも最初は「畑違い過ぎる」と思ったらしいし、「ここは自分の居場所ではない」とも思ったようです。
それでも、サラリーマンとして与えられた任務の中で、期待される成果を出すことに夢中になっているうちに、仕事の中の「喜び」や「楽しさ」を見つけて、今の仕事が好きだと言えるようになっています。

仕事の中に喜びや楽しさを見つけることは、才能ではあると思うけど、その努力をしないで、最初から「自分には向いていない」と思ってしまったら、きっとこの境地には至らなかったことでしょう。

以前、ある人から
「男性は、好きな女性を求めるけど、女性は、好きになってくれる人を求める」と、聞いたことがあります。
つまり女性は、好きになってくれた人を好きになろうとするのだとか。

前出の友人の話と重ねて考えてみると、私たちの特性が見えてくる気がしませんか?
きっと、与えられた条件の中で「良さ」「魅力」「喜び」「幸せ」を見つけることが得意なのだろう、とこの話を聞いて思ったのです。

もちろん「女性」と、くくってしまうのは乱暴なのは100も承知ですが、好きなことが見つからない、何をすれば良いのかわからない。と言っている人は、
目の前にあることをとりあえずやってみたら良いと思います。
その中に、自分の「好き」「喜び」「楽しさ」「幸せ」を見つけることができるはずです。

大事なことは、「きっとあるはず」と思うことです。
最初から、全然興味ないし、好きじゃないし、仕事だからやってるけど・・・と、後ろ向きにならないで。
私たちはどんなことからも”幸せのかけら”を見つけることが得意なはずです!

そう考えると、私たちが幸せになるためには、仕事なんてなんだって良いんです。
職種や業種なんて、なんだってできるはずです。
こだわりもないし、執着もない。
それが私たちの最大の強みですよ。

まだまだチャレンジはできます。

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