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アロマセラピーのグラデーションとカテゴリー

このところ「オリエンタルアロマアナリーゼ」のケーススタディ集めのため
セッションを続けています。

オンラインセッション

このセッションをやっていて思うことは、精油を理解し表現する方法には、二つの軸があると言うことです。
その軸とは「グラデーション」と「カテゴリー」

精油をカテゴリーで考える

精油を理解する時に多くの人が、精油の元となる植物のことから学ぶのではないかと思います。
そうすると
・学名
・科名
・生産地(生育地)
と言った基礎情報から理解します。これが「カテゴリー」です。
シソ科、フトモモ科、ヒノキ科と、科名を見るだけで、大体の植物の姿形や特性が理解できます。
生産地や生育地を知ることで、どのような環境に適応する植物かがわかり、さらにその植物がどのような働きがあるのかも大体理解できます。
学名は、由来や成り立ちを知ることで、人間とその植物の関係性が理解できます。

さらには、芳香分子。精油の持つ化学成分がわかれば、強壮作用の強い精油。鎮静作用の強い作用。あるいは、皮膚刺激が強い精油。ホルモン様作用がある精油。と、さらに具体的に精油を理解することができます。

と、このようにカテゴリーという「箱」に入れることで、精油の特性や習性を理解できると言う側面があります。

カテゴリー分けというのは、とてもロジカルで誰がやっても同じ結果になり、いつどこでも同じ答えが出てくるものです。


精油のグラデーション

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