![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53602843/rectangle_large_type_2_d51682c49e0f35f573c777676ac0798f.jpeg?width=800)
【動物】オスとして産まれてきたヒヨコは殺処分されているらしい
こんにちは、りあなです!
先日、ヤフーニュースでこんな記事を見かけました。
(画像をタップすると記事に飛べます)
一見すると「殺処分禁止!良いこと!」とスルーしてしまいがちかもですが、私はこれを見て、
「えっ、今までオスは処分されてたの!?」
と驚きました。
ヤフーニュースだからある程度信頼はあるはずなんだけど、マジで信じられなかったのでGoogleで検索しまくり、、、
忘れないように、分かったことをまとめます。
ここでは、採卵用の鶏に絞って話を進めていきますね。
なぜ処分されるか
みなさんご存じのように、スーパーで売られている卵は「無精卵」、つまりメスの鶏さえいれば生産できる卵です。
メスさえいれば生産できるので、養鶏場にオスの鶏は必要ないですよね。
というわけで、オスは種鶏場(ニワトリを繁殖させるところ)へ送られたり、殺処分されてしまったりするのです。
卵を産むために生産している鶏なので、食肉用にはなれません。
処分の方法
・袋に入れて窒息させる
・圧死
・生きたまま機械で粉砕(シュレッダー)
・ガス殺
などなど、想像もしたくないくらい残酷だなあと感じました。
諸外国では、アニマルウェルフェア(動物福祉)にのっとって、ヒヨコができるだけ苦しまないように工夫しているようです。
(日本ではあまりそういうの考えてないらしい…やばい!)
諸外国の対応
ここがニュースの本題です。ドイツが取り上げられていますね。
ドイツでは既に、レーザーで殻に小さな穴を開け受精卵内の液体を採取し、性別を調べる技術が開発されている。
(Yahooニュース より)
もう少し詳しく説明すると、温めて4日目のたまごに赤外線レーザーを当て、胚(ひよこになる前の状態)の血液の光り具合でオスかメスか判別する、という技術です。
鶏は卵として生まれてきて7日目から痛みを感じると言われているので、卵4日目で判断できれば、生まれてからすぐ死ぬという事態にもなりませんね。
で、オスだと分かったら卵は処分するそうです。
処分と言っても、ただ捨てるだけではなく肥料にしたり飼料にしたり、資源を無駄にはしません。
まだまだ養鶏の事情について知らないことが多いので、また調べてみようと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
参考文献
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?