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【動物】オスとして産まれてきたヒヨコは殺処分されているらしい

こんにちは、りあなです!

先日、ヤフーニュースでこんな記事を見かけました。

(画像をタップすると記事に飛べます)

一見すると「殺処分禁止!良いこと!」とスルーしてしまいがちかもですが、私はこれを見て、

「えっ、今までオスは処分されてたの!?」

と驚きました。

ヤフーニュースだからある程度信頼はあるはずなんだけど、マジで信じられなかったのでGoogleで検索しまくり、、、

忘れないように、分かったことをまとめます。

ここでは、採卵用の鶏に絞って話を進めていきますね。


なぜ処分されるか

みなさんご存じのように、スーパーで売られている卵は「無精卵」、つまりメスの鶏さえいれば生産できる卵です。

メスさえいれば生産できるので、養鶏場にオスの鶏は必要ないですよね。

というわけで、オスは種鶏場(ニワトリを繁殖させるところ)へ送られたり、殺処分されてしまったりするのです。

卵を産むために生産している鶏なので、食肉用にはなれません。


処分の方法

・袋に入れて窒息させる
・圧死
・生きたまま機械で粉砕(シュレッダー)
・ガス殺

などなど、想像もしたくないくらい残酷だなあと感じました。

諸外国では、アニマルウェルフェア(動物福祉)にのっとって、ヒヨコができるだけ苦しまないように工夫しているようです。
(日本ではあまりそういうの考えてないらしい…やばい!)


諸外国の対応

ここがニュースの本題です。ドイツが取り上げられていますね。

ドイツでは既に、レーザーで殻に小さな穴を開け受精卵内の液体を採取し、性別を調べる技術が開発されている。
(Yahooニュース より)

もう少し詳しく説明すると、温めて4日目のたまごに赤外線レーザーを当て、胚(ひよこになる前の状態)の血液の光り具合でオスかメスか判別する、という技術です。

鶏は卵として生まれてきて7日目から痛みを感じると言われているので、卵4日目で判断できれば、生まれてからすぐ死ぬという事態にもなりませんね。

で、オスだと分かったら卵は処分するそうです。

処分と言っても、ただ捨てるだけではなく肥料にしたり飼料にしたり、資源を無駄にはしません。

まだまだ養鶏の事情について知らないことが多いので、また調べてみようと思います。

ここまで読んでくれてありがとうございました!


参考文献



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