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subarasikiai
ことことと ことことと煮る
ことことと ことことと煮る里芋の あったかい夜のようだな 君は
煮物・・筑前煮、煮魚、里芋の煮っころがし・・。実家が農家であったので、大根、ごぼう、人参・・根菜類をよく食べさせられました。煮物は何日か置いておけるので、忙しかった母親にとっては便利なものだったのかもしれません。
年をとると子どもの頃の味が恋しくなったりすると言われていますが、冬の夜に石油ストーブの上でそういうものが、ことことと音をたてていたのを懐かしく思い出だしたりします。
歌はオノマトペを思い切って使い、煮られている里芋の光景の「あったかさ」と「君」の「あったかさ」を序詞で重ねてみました。序詞っておもしろいなと最近思います。
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