拾い猫の誕生日
猫と見る胡瓜の花の黄色かな
今日も夕方、猫との散歩。
猫は流れる水が好きで、僕を散歩に誘い出しては、川や水路で飲水。
顔だちは端正なのだが、毛並みはお世辞にも美しいとは言えないし、性格もおっとりとして可愛いみたいな猫ではない。
それでも拾ってきてもう15年。
ツンデレお姫様でありながら、わが家のすれ違いがちな人間関係の接着剤のように欠かせない居場所を占めている。
そう言えば6月2日が誕生日だった。
・・・いや、正確に言えば拾って来た日。
雨が降っていたので「レイ(ン)」と名付けた。
カミさんが誕生日プレゼントとして「妙な爪とぎ」を買ってやったのだが、あまり気に入らないらしい。
もう、みんなで、おじいちゃんとおばあちゃんである。
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