マガジンのカバー画像

土竜のひとりごと:カミさんに遺す僕の物語

179
これまでに書き溜めたもの、このnoteの「土竜のひとりごと」に書いたものを2000字程度の文章に整理してここに集めてみたいと思います。
運営しているクリエイター

#高校教師

第176話:受験生への愚私信

老人のたわごとだと思って聞いてください。 日本には「住めば都」といういい言葉があります。…

7

第175話:助けての必要性

*これは8年間勤めた学校を離任するときに話した内容です。個人的な備忘録に過ぎないとご承知…

6

第170話:国語ができるようになる方法

ある国語教師のつぶやき ■ 国語ができるように なりたいと思う人は、 考えてください。 考…

8

第169話:自分への信頼が崩壊する日

最近、同じ職場の同僚を呼ぼうとしてその名が出てこないことが多くなった。 同僚にも親しい人…

7

第168話:捨てられないもの

定時制に勤めていた時、生徒と話すのは新鮮だった。 僕の常識にはない新鮮な感覚を彼らが持っ…

5

第144話:ウルトラマンとソープじいさん

3分間という時間は短いようで長く、また長いようでいて短い。 真剣になればかなりのことが出…

8

第91話:自販機との闘い

何だか最近缶コーヒー中毒に陥っていて、朝夕の通勤で車に乗っていると缶コーヒーが無性に飲みたくなって、ついつい自動販売機の前で車を止めてしまう。 職場に行けばインスタントながらコーヒーはあるし、朝は家で紅茶を2杯は飲んで来るので、強いて缶コーヒーを飲む必要はないのだが、気付くと自動販売機にお金を入れている。 こんなものばかり飲んでいると糖尿病になってしまうとか、120円だって僕には惜しい金だと、まだ働いている理性が僕にささやくのだが、僕の手は理性の抵抗むなしく既に勝手にボタ