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中小企業診断士登録養成課程選択のワケ

夏を前にして受験を予定されている追い込みの方もいらっしゃると思います。この頃の私の成績と言ったら、DかCか無かったのであります!

私が登録養成課程に行くことになった理由は3つ。

1.一か八かに人生はかけない

1次試験は、計7科目、科目ごとの合格も認められ、合格した年を含めて3年の有効期限があるので、1発合格を狙うのがスタンダードな世界にいる方からすると、ゆるっと2、3、2科目など3年に分けて受験するということは邪道かもしれませんがそれも一応ひとつの道ですね。
その「ゆるっと」合格パターンを狙っていた私は、6月の時点で2次対策の進捗は1%=参考書を1冊一応購入しただけ。

1次試験のあと、忘れたころにある1次合格発表日は、
IKEAのランチスペースでスマホ開いて、一応みました。

*恐怖の画面でしかありませんでした*

番号あっちゃった。どうすんだよ・・・。この先の人生・・・。

と、一度閉じて

そしてもう一度本当にあったか確かめました。

いつもの道を歩いていたら、知らない人に突然「付き合いませんか?」と言われている感じ。

2次試験受験チャンスは2回、今年はどう考えても無理でしょう。
更に、勉強していないわりに、
「二次試験は何回やっても受からん人は受からん!」
という本当なのか都市伝説なのかわからない情報だけはネットから拾っていました。

2次試験の合格イメージを膨らませながら、100文字のスペースに命を懸けている数ヶ月、もしかしたら果てしない数年がスタートする、その心の準備はゼロ!!よ、ZERO!

イチかバチかは、診断士を志す者がすべき戦略ではないよね。

2. 仕事に役立てたかった

診断士商売をするための資格ゲットではなく、当時おこなっていた個人事業に役立てるためというのが沼ったきっかけ。
具体的には、中小企業診断士の〇〇です。と名乗るより、習得知識や実習経験をもとに、個人事業で理念をもとにして売上を向上させることがしたかった。

しかも、なるべく早く!

人生100年時代。も、その通りですけれど、今の事業は今伸ばさないと、それをやってる自分の人生もつまらない。

合格のためにやる勉強と、世の中に役立てるための勉強は、そもそも目的が違う。
目的が違えば方法が違う。

そのため、インプットしたことをすぐにアウトプットできる環境を優先しました。

3. バリュー

1次試験の会場付近では、養成課程の案内が配られていました。
そこで初めてそういう道がある。というのを知り、中小企業大学校、各大学院に設置されていると聞いた時点で、大学院は生涯学び続ける意識高めのオトナがいくところと私の脳が判断してそれ以上そのチラシは読まれることなく受験票と一緒に封印されていた状況。

1次合格発表後、アタフタしながら急~~に。急にチラシを見るわ、ウェブをみるわ・・・

100万?250万?
1年毎日?2年土日?
修士論文?MBA?

すべてのワードがほぼ衝撃でしかなく、
世の中ってこういう感じでまわっているのね。と知った瞬間は忘れられません。

事業、一次試験の勉強をしてきた中で、一番本気で考えた「費用対効果」「効率化」「生産性」のシチュエーションかもしれない。

はっきり言って、費用(入学金・授業料・交通費・実習費)は高給取りでも投資スキルもない私にはぜんぜん安くない。
しかし、それを安いね!お得だね!というものに変えるには、それなりの成果・効果を価値として得られることで成立する。

それなり
①すぐに活用できる知識や経験
②必ず(卒業すれば資格保持者になれる)
(社会人)大学院生MBAに挑戦中であること
④人脈
⑤中小企業診断士登録
⑥ITコーディネーター資格

当時①②だけを成果効果としては試算にいれていて、
入学してから③④、そして⑤⑥が今、加わっていて、他の資格も保持しました。
そんなことを考えていた2年半後の今、診断士登録証届いたばかりですが、すでに顧問先やプロデュースの仕事、その他もあり、独立。
結果としては、予想を大幅に上回る費用対効果を得られていると実感しています。

*登録養成課程により変わると思いますが①~⑤は共通なのかな。

4.結果

その後、新型コロナウィルス感染拡大が始まり、予定通りどころではない日常がはじまりましたが、向かい風は、クルっと反対むいたら追い風になる。
結果はオーライ!

*直前模試D判定が覆った理由を検証してみたのですが、何度考えてもアレしかない。ので、次に書きます。


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