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残暑の頃に、夏野菜で大好きなラタトゥイユ。

大学では週に一回、
調理実習の日がありました。

実習は、まず先生のデモをひと通り見てから、
決められた5~6人の班ごとに一斉に作っていくスタイルでした。

同じメンバーで毎週作るので、
自然とそれぞれの担当が決まっていき、
その頃の私は、なぜか細かく切る料理を
進んで引き受けていた気がします。

とりあえずきっちり正確に作るデザートは
上手くできるか不安、
でも切る作業は好き、
消去法だったのだと思います笑

ラタトゥイユの回では、
その他にキッシュやシュークリーム、
白身魚料理などもあったのですが、
やはり野菜をたくさん切るラタトゥイユを担当していました。

授業は13時過ぎに始まり、
全ての料理が完成するのは夕方なので、
やっと迎える”いただきます”は嬉しい時間!

試食をした際、
”塩とオリーブ油だけで
こんなにおいしくなるのか!”と
とても感動したのを覚えています。

今でもその時の配合をベースに、
たまにズッキーニを南瓜に変えたり、
トマトを一部トマトペーストにしたり、
マーマレードを加えてみたり、

いろいろ試しながらよく作っています。

夏の終わりの、
胃腸が少し疲れていて
でも残暑が厳しい、
そんな時におすすめの組み合わせは、
南瓜・トマト・オクラ入り。

オリーブ油でじゃんじゃん炒めてから
塩をやや多めにふって
しっかり蓋をして弱火で40分。
その後さらに蓋をあけて煮詰めていきます。

翌日以降は味が落ち着いてくれて
それもまたおいしいので
たっぷり作っておきます。

もちろんそのままでも、
バケットにのせたり、
カッペリーニなどで和えても!

少し懐かしいラタトゥイユ、
今年もたくさん作りました。

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