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うちあわせと読み聞かせと声について

今朝目覚めてどんより曇り空。10日は撮影なので天気がもつといいなとおもいながら朝ごはんの片付けをしていたら、母が隣でできたばかりの石鹸を切り出した。
発信とか、表現とかいろいろあるけど、日々現場を重ねている人を尊敬している。現場のお仕事が常にむこうから来る人もいれば、自分で営業して作り出すことが必要な人もいる。私はまだまだ後者だ。
そう思いながら昨日は音読会と、その会のご縁でつながった関係の打ち合わせに行った。読み聞かせボランティアの方々や団体というのが全国各地にあるのだけど、ボランティアの方々に対して腹式呼吸を教えてほしいというご依頼だった。

メールのやりとりだけではよくわからないことがたくさんあったので会って話すことにした。担当の方はとても熱心で、自分で読み聞かせのやり方を紙面におこしたりして、活動を支えておられる姿勢を知って、感動した。熱心=熱血感タイプではなく、静かに見守って、分析して発信することもマイペースだ。ワクワクした。熱意というのは炎のように表面からわかりやすく見えるものもあるし、触ってすぐは気づかないけど、中に入るほど高温になって火傷するほど熱い熱を発するものもある。明らかに後者だった。実は一番信頼を寄せるのはこういう方だったりする。こういうのは、あたたかさとも呼べるかもしれない。あたたかい熱心さ。

お話を聞いていると、ボランティアの読み聞かせの人の現場は様々だった。5.6人の時もあれば施設にお邪魔して30人以上の場合もある。室内だけでなく屋外でやることもあるそうだ。だから、場所に合わせると喉を痛めたり声が通らないこともある。そりゃそうだ。そもそも絵本は一人でよむためのものだから、大人数の現場にはもともと向いていない。親御さんと子供の関係に勝るものはないと思っている。

いずれにせよ、緊張していたり慣れていなかったら喉も痛める。

話をすすめるにつれて「腹式呼吸」の技術をおしえてもらいたいというより、ボランティアさんたちを少しでも負担なく、喉を痛めずに楽しく読み聞かせができるようになってくれたらいいな、という担当者の願いが伝わった。
だから「楽に読めるように、脱力と身体を整えるマッサージとかヨガのようなものをしてみたらどうでしょう」と提案をしてみた。同意してくださったので私も一安心した。実は講義とかしてくださいっていわれたらどうしようと思っていたから。
対象は10人で、もし応募者が多くなるようなことがあれば、追加日も儲けようと思うということだった。お土産に今回の課題図書をいただいて、打ち合わせは終わった。担当のかたがしっかりしていると話もサクサク進むのでありがたい。開催は2月になるので、またどんな出会いがあるのか楽しみだなって思う。

あと、昨日読んだ本がとてもよかった。あと1章くらい読めてないけど先にnoteを書き出したので紹介だけしておく。


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