見出し画像

【#16 飛行機note】 着陸前の業務連絡

飛行機好きから偶然に飛行機先生に遭遇。以来、素人な質問を投げかけてたまに呆れられながらも丁寧に答えて下さり、飛行機に関心深まるのSora*noteです。

#15の「操縦室からの機内アナウンス」に続いて、着陸前の操縦室からの業務連絡アナウンスについてです。超地味でヲタクな話題です...^^;

Cabin crew prepared landing.

Cabin crew remain seated.

国内移動でJALさんにお世話になることが多く、他社さんは違う表現かもしれないのでJALさんの場合ですが、着陸前に操縦室から上記どちらかの機内アナウンスがあります。客室乗務員さんへの業務連絡です。

prepared landing は「着陸準備せよ」で、このアナウンスがあるとCAさんが『間も無く着陸態勢に入ります。お座りの座席の背もたれを元の位置に戻しシートベルトを...』という感じで乗客へ着陸に備え注意をうながします。

remain seated は「座ったままで」と、このアナウンスの時は気流の影響で揺れが生じてCAさんも着席している場合の業務連絡です。なのでCAさんも『機長の指示により私ども乗務員も着席しております。シートベルトを腰の低い位置で締め...』という感じで、乗客各自で座席の背もたれやシートベルトの確認を、という乗客へ機内アナウンスで注意を呼びかけます。

最近は飛行機の技術の向上や安全な運航などにより、悪天候による事故は滅多に起こりませんが、“Cabin crew remain seated.”の業務連絡の時は、乗客各自でシートベルトを締めるなどの安全確保をしましょう。過去にJALさんやANAさんでも突発的な揺れでCAさんが負傷されたことがありました。そういったことを防ぐためにも、常にシートベルトを締めることは大切なことです。

画像1

見出しに使用した写真、雲の中を抜ける時、上昇中も下降中もかなり揺れます。主翼がしなる様子に毎度スゴイなーと感心しきりです。大きな揺れでも安心して窓の外、雲の様子を眺めていられるのは、航空会社さんの安全対策のお陰であり飛行機の技術革新であり...本当に有難いなぁと思う日々です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?