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【#15 飛行機note】 操縦室からの機内アナウンス

飛行機好きから偶然に飛行機先生に遭遇。以来、素人な質問を投げかけてたまに呆れられながらも丁寧に答えて下さり、飛行機に関心深まるのSora*noteです。

機内アナウンスのほとんどはCA(キャビンアテンド)さんによるものですが、フライト中に最低一度は操縦室から機内アナウンスがあります。上空の気流の安定している時に、機長さんもしくは副操縦士さんによるアナウンスです。悪天候の場合はアナウンスが無いこともありますし、逆に揺れなどの状況説明をされることもあります。

JALさんの公式SNSで紹介されていた内容によると、操縦室からの機内アナウンスは基本的なマニュアルはあるそうですが、時と場合に応じて伝え方などを工夫しているそうです。そんな機内アナウンス、飛行機好きのワタシにとってはとても大切。どんな方が操縦しているのか想像しながら聞いたりして、フライト中の楽しみの一つでもあります。

路線によってアナウンス内容を変えるそうで、ビジネスマンの多い路線(羽田ー伊丹など)は手短に目的地への到着予定時刻と天候などをお伝えし、観光客の多い路線(羽田ー那覇など)は上空から地上が見える時は、通過中の場所や富士山など見て楽しめそうな内容をお伝えするのだそうです。飛行機先生によると「数十年前の大昔、航空機も少なく航路も今ほど厳密でなかった時は富士山上空を一周して、お客様に富士山をご案内することもあった」と、伝説のようなお話しを聞きました。観光用のチャーター便ではなく定期便で富士山上空を旋回...今ではあり得ないことですが...^^;

機内で度々お手紙を書きます。フライト中の嬉しかったことや感動したこと、気づいたことを上空で書いてその場で渡したり、降機時にCAさんへ手渡したり...。ある時の機長さんの機内アナウンスがあまりに素晴らしく、内容がというより滑舌と声が綺麗でテレビのアナウンサーさんのような美しい話し方でした。機内の音量音質も良くて、そのことをお手紙に書いてCAさんにお渡ししたところ、その後何度か機長さんのアナウンスがありました。観光地へ行く路線ではありませんでしたが、通過中の地域や目的地の様子など。お伝えして良かった〜と、一人聞き惚れるソラノオトでした。

アナウンスの要不要は乗客それぞれによると思いますが、個人的には操縦室からのアナウンスはもう少し有ったらいいのになぁ...と思います。