3歳のプライド
3歳の次男君。
保育園ではまだ、年少にもならない2歳児クラス。
お昼寝も必須。
寝てる姿は、手が上がって赤ちゃんスタイル。
<さしすせそ>は、<ちゃちちゅちぇちょ>、と言ってしまう。
抱っこ、抱っことせがんでくる。
親戚中で一番年下だから、いつも周りは赤ちゃん対応。
もちろん親も、まだまだ赤ちゃんだなぁと思っている。
そんなある日の保育園で。
年長さんが縄跳びをしようとしたところ、次男君が真後ろに!
見守りの先生はとっさに
「赤ちゃんいるから、気をつけて」
と、叫んでくれた。
そこにすかさず
「おい、俺は赤ちゃんじゃねー!」
と、叫ぶ奴。
助けてもらったことよりも、赤ちゃん呼ばわりされたことが気になったようで。
先生もすぐに訂正。
「赤ちゃんじゃないね、お兄ちゃんだもんね」
この日の職員室の話題だったようです。
また別の日。
長男君との喧嘩の末、やりすぎた長男君がパパに怒られる。
「次男君は弱いんだから…」
その話しの途中で遮る声
「ちっ、俺は弱くねー」
長男君もパパも笑ってしまう。
赤ちゃんだなぁ、幼いなぁと思っていたけど、
俺様はそんな対応は許さない!
俺様は赤ちゃんじゃないんだー
と、大きなプライドが見えている。
でも、やっぱりずっこけるし、こぼすし、泣くし手がかかるから、赤ちゃん対応してしまう。
頑張れよ、次男君!
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