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そらQラジオ【text】第28回(2020年2月26日)こんなときだからこそ!リモートワークを語ろうぜ③

そらQラジオ【text】ではラジオの内容を整理してお届けします。第28回は、リモートワークの実践者に聞く!一般社団法人Regional Sports 代表理事 加藤慶一さんとの第1回です。(永:永山、加:加藤)

<要点メモ>
・スポーツは元気の源!コミュニティでスポーツの場づくりと複業でスポーツを伝える人づくりを目指す
・働き方もスポーツとの関わり方も多様な時代に
・その土地だからこそできる体験を提供する、各地域の複業人材を作りたい

スポーツは元気の源!コミュニティでスポーツの場づくりと複業でスポーツを伝える人づくりを目指す

永:一般社団法人Regional Sportsの活動について教えてください。
加:Regional Sports、つまり地域×スポーツですが、特別、地域に限っているわけではありません。過去にアウトドアで泳ぐイベントやコーチをやっていた時、参加者の多くは40代から50代の方達でしたがすごく元気でした。何で元気なんだろうって考えた時、体を動かすのって人間的だし、すごく大事だなと思い、体を動かすことを全人類に伝えなきゃと思ったんです。Regional Sportsは地域×スポーツと複業×スポーツの2軸でやっています。個人や会社、家族、自治体など色んな所にスポーツやアクティビティ、体を動かすことを持ち込みたい、つまり場づくりをしたいんです。 複業については、スポーツでご飯食べるのは厳しい世界ですがスポーツを好きな人、エネルギーがある人はたくさんいるので、一週間のうち例えば1、2時間と使ったらスポーツ&アクティビティを伝える側の人が増えるんじゃないかと考えたんです。これを人づくりって呼んでます。 スポーツやアクティビティの場を作りつつ、それを発信していく人をつくっていく…この両輪でやっていけば全人類にスポーツを普及させることできると思ったんです。
永: コミュニティ×スポーツでBtoCの現場を持たれるとともに、そういう現場を作っていける人たちを育てるという意味で複業×スポーツの可能性を発信してるってことですか?
加:そうです。最近はBtoBやBtoGなど、行政にも独立した時のタイミングから動き出してますよ。

働き方もスポーツとの関わり方も多様な時代に

永: 3週間前のそらQラジオのテーマが複業やパラレルワークでした。大企業での複業解禁が始まり、複業元年と呼ばれた2018年から今年で2年位ですね。複業という選択肢が地域の人たちや都市で働くサラリーマンにとっても現実的になっている手ごたえはあるんじゃないですか?
加:ありますね。今、自分を含めて13人のメンバーで運営していますが、全員複業しています。メンバーの中には銀行員の方もいるし、そもそも銀行が複業を解禁したっていうこと自体も衝撃的かもしれません。働き方の多様性が現実的になってきたと感じています。
銀行員の方は、まだ企画中なので具体的なアクションは春夏からですが、旅行が好きな人で、スポーツツーリズムなど人を動かすようなことをやってみたいということで準備してます。アテンド側ですね。

その土地だからこそできる体験を提供する、各地域の複業人材を作りたい

永:アテンド側だと、その街に行かないとできないスポーツアクティビティをプランニングするという仕事ですか?
加:そうですね。個人的には、鹿児島の海が非常に興味深いので、その切り口でやってみたいですね。Regional Sportsでは色々な切り口がまだまだこれからなのではと考えているところです。
永:ただの観光はどんどん少なくなっていて、いかにその地域だからこそできる体験を作っていくかに旅行会社は躍起になっていますよね。スポーツの専門家という目線からいろんな企画が生まれるとマーケットも大きそうですね。
加:いろんな地域に特徴的なものはたくさんありますが、我々が考えるのは景観ですね。例えばマラソンなど、走るという行動でも東京で走るのと鹿児島で走るのは違う体験だと思います。同じスポーツなのに違う体験ができることには景観がすごく大事なんじゃないかと考えてます。鹿児島なら桜島を見ながら走るとかロードバイクとか、いいかもしれないですね。
永:実際体験するという魅力もあるけどその企画をするプロセスも楽しそうですね。
加:複業っていう形だから自分たちで出来る事って限られてるんです。鹿児島だったら鹿児島に住んでる方がメインの企画をして、自分たちがサポートに入るのがいいと私は思ってます。47都道府県で、主催をするような複業人材を作っていくのが大事だと思います。
永:皆それぞれ複業でやっているとなると、オンラインなど対面で会わずにいろんな案件を進めていくのが中心になりそうですね。
加:たまたまですが全員関東に住んでるんです。だけど実際平日は働いてるから対面があるにしても夜とかですかね。土日だと家族サービスがある方もいて、基本的にはMessengerを通してやり取りしています。
永:では次回以降はその話を踏み込んで、どうやって副業チームをリモートでマネジメントしたり、いろんな案件を動かしているのかを聞いていきましょう。

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