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ほうき星を探して

BUMP OF CHIKINの「天体観測」が懐メロプレイリストに当然の如く入っている世代の私にとって、ほうき星を探すというロマンは大好物。

ほうき星を探しに行こうと、付き合ってはいないけれどお互いに好きな子と、午前2時に待ち合わせをしたことはなかったけれど、
ほうき星が見られるという情報を得て、車を出してひらけた場所へ行き、一眼レフのカメラと三脚を立てて探せる大人になれた。

ネオワイズ彗星という、次に観測できるのは5000年以上も先のことらしい。

日没1時間後、北西の空にレンズを向けて、尾を引いている星を探す。
「イマ」しかみられないほうき星を、暗闇で顔もわからない人たちとガヤガヤ同じ方向を見ている。

ひょんな、1曲、されど1曲が、ニュースで読まれる「ほうき星」という単語に過敏になる大人たちがいる。
見れるかわからないけれど、見るために行動をすることが、壮大な宇宙のロマンとの関わりかたなのかもしれない。

見れないかもしれないなら、行かない。
絶対見れるなら、行く。

これは賢い選択かもしれないけれど、私はね。

見れるかもしれないなら、行く。
見れなくても、見ようとすることが大事。

こんな大人になれたことを誇りに思うよ。
意気込んで行った天体観測で、予報ハズレの雨に泣きそうになることもあるけれど。

私はこの歌を聴きながら、夜空を見上げる場所へ向かうことが、
私の小さな宇宙の、十分すぎるロマン。

私もほうき星を探しに出かける大人になれたよ。
まだ、いっしょに見上げる人はいないけれど、元気です。

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