ひたる朝 (詩)

メロディーにひたり
思い出の流れに腰をかける

いくえもの空の青さにひたり
その深みにひたりきる

東に広がる朝焼けにひたり
喜び色づく頬を知る

そこに立つ木の姿にひたり
その素朴な強さにあこがれる

雨の音にひたり
何かが洗い流される

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