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孤独な専門生の夢想《社会統合》

戦争が起こると自殺率が減る、そんなデータがある、社会学者のエミールディルケームは戦争と自殺率が反比例の関係にあることを証明した。

ディルケームは自殺を四種類に分類した。
ここでは二つを紹介する1つは集団本位的自殺、社会統合が強すぎる状態だ、次に自己本位的自殺、これは逆に社会統合が弱すぎる状態である

宗教に入っていたり、家族がいたりする人は自殺率が低い、社会統合がある程度ある状態だ、集団での生きる意味がある事によって自分一人で行動する事がなく、また心の支えがあるので自殺率が低くなると言われている

戦争が始まれば社会結合が高まり、自殺率が減るエミールディルケームはそんなアプローチで、戦争と自殺率の反比例を証明している

最近では失業率と自殺率に関係がある事から、
いままでの 
戦争が起こる→社会結合が高まる→自殺が減る
というアプローチより
戦争が起こる→仕事が増える(戦争特需)→自殺率が減るそんなアプローチで考える人が多いと思う

ただ私はどちらも影響を及ぼしていると思っている。日本はとても社会結合のない国になってきていると思っている、『個人の時間を大切にする』また『宗教は怖い』など『家族といるより一人が良い』こう言った『社会統合の弱い状態』が自殺を引き起こしてるのだろう

人々の心支えはどこに行ったのだろうか、そう考えると宗教も悪くない、教祖にでもなりたいものだ、、、

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