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広い知見と柔軟な創造力を持つソリューションアーキテクト求む!

雨が降ったり暑かったり、気候変動が激しい毎日ですね!最近漢方を飲み始めました広報の石井です。

sorano meは、「わたしたちの日常を、宇宙ビジネスで豊かにする。」というビジョンを掲げ、宇宙関連のコンテンツ作成・マーケティング、宇宙ビジネス関連のコンサルティング、メディアの開発・運営、人材育成・コンサルティングを行なっている会社です。(以下、ソラノメ。)

現在ソラノメではソリューションアーキテクト(以下、SA)を募集しています。募集要項や応募方法は以下特設サイトをご覧ください!

▼特設サイトはこちら

◆はじめに

ソリューションアーキテクト(以下、SA)とは、近年クラウド業界でよく使われる職種で、顧客のやりたいことや課題に対して、様々な技術を組み合わせて解決策を提案、実装を技術面でひっぱっていく役割を担います。

分解すると、Solution(解決策)+Architect(建築家)で、解決策をゼロから組み立てる人、という意味です。

今回、「ソリューションアーキテクト」(以下、SA)という職種を募集するにあたって、どんな経歴やスキル、ビジョンを持った方に届ける必要があるのかとても悩みました。

そして、悩んだ末に社内では2つの大きなトピックがあがりました。

①ソラノメが必要とするSA(ソラノメ版SA)は、宇宙技術を適切に組み立てられる知識を必要とするため、現時点では該当する人が世の中にはほとんどいないのではないか?ということ。
②その上で「ソラノメ版SA」に向いている経歴はいくつかありそうだということ。

今回は、この大きな2つのトピックを踏まえ以下のような目次でお届けしていきます。

◆ソラノメ版ソリューションアーキテクトってどんな職業?
◆プロジェクトチームとSAの役割について
◆ソリューションアーキテクトに向いてそうな経歴について

少し長くなりそうですが、最後までお読みいただき、我こそは!という方はぜひカジュアル面談のお申し込みをお願いします。

◆ソラノメ版ソリューションアーキテクトってどんな職業?

衛星データをはじめとするリモートセンシングデータ解析のスペシャリストとして、PdMが推進する企画を技術面でサポートし、開発要素を具体化する職業。

これがわたしたちが定義する衛星データビジネスを考えるSAです。そして、ソラノメ版SAには以下のようなスキルが必要だと考えています。

必要なスキルについて(一例)

①データ解析に関する知識
・基礎的な統計学解析の知識
・機械学習などを用いたデータ分析経験
・画像データ分析経験(物体検出・画像分類など)
・時系列データ分析経験
・複数データを用いたデータ分析(マルチモーダル)

②衛星データを含むリモートセンシングデータに関する知識
・衛星データの基礎知識(種類、できること、価格、トレンドなど)
・衛星データ分析経験 (ArcGIS,QGIS等の解析ソフトウェアの使用経験)
・電波系のデータ解析経験

③ソリューション構築に関するスキル
・ロジカルシンキング/システムシンキング
・デザイン思考/システム思考
・システムズエンジニアリング
アーキテクト人材開発・育成に関する中間報告書/IPAより)

ですが、現時点でこれらのスキルを全て持っている方、特に②のスキルを持っている方は、世の中を見渡しても多くないと思います。

そのことを踏まえ、今回は以下の2つに当てはまる方を募集したいと考えています。「宇宙ビジネス」「衛星データ」に関しては弊社の専門メンバーが伴走しながら学ぶ機会を設けていくのでご安心ください。

●上記のような内容を勉強している人、または、実践を通してアップデートしていきたい人
●宇宙ビジネス、衛星データの利活用に興味がある方

▼ご応募はこちらから

疲れたと思うので一旦ジョージアの犬を置いておきます

◆プロジェクトチームとSAの役割について

弊社のプロジェクトチームには大きく分けて3人のリーダーが存在します。PdM、PjM、そしてSAです。

それぞれの役割は以下の通りです。

PdM(プロダクトマネージャー)

プロジェクトがもたらす価値を問い続けながらゴールを設定し、指揮を取る役割を担います。(詳しくはこちらに書いています)

PjM(プロジェクトマネージャー)

予算や納期を調整し、PdMが設定したゴールも念頭におきながらプロジェクト全体をマネジメントします。

SA(ソリューションアーキテクト)

プロジェクトの価値向上を常に考え、技術的な手段を出来るだけ多く、かつ必要な期間やコストも合わせて提案します。衛星データをはじめとするリモートセンシングデータ技術のスペシャリストとして、PdMが推進する企画を
技術面でサポート、開発要素を具体化する職業です。

SAの仕事には技術理解だけではなく、プロジェクト推進への協力的な姿勢や、現実的なコストやスケジュールへの理解も必要です。

以下に実際に使用・提案した技術分野について記述します。

使用・提案した技術分野


・機械学習を用いた衛星画像分析(物体検出・画像分類など)
・用いるライブラリ:scikit-learn, pytorch, geopandasなど
・ArcGISQGIS等のソフトウェアを用いた空間解析
・光学衛星データの波長解析
・SAR衛星(電波)データ解析

これらの分野の知見がある方はぜひお声がけください。

ここまで、欲しい人材について書いてきましたが、最後に、上記に書いた適性やスキルセットを持っている人以外では、どんな方が向いているのか?を書いていきたいと思います。
(いやいや既にドンピシャです!という方がいれば、ぜひぜひ、お声がけください。)

◆ソリューションアーキテクトに向いてそうな経歴

①他分野のソリューションアーキテクトの方

データ分析業務やアプリケーション開発でソリューションアーキテクトをやってきた方であれば、そこに宇宙ビジネスや衛星データに関する知見を加えることでご活躍いただけると思います。弊社には実際に衛星を開発していたメンバーなど専門メンバーがおり、輪講も行っていますので、専門メンバーと一緒に組んだり、知見をつけるためのプログラムを計画したいと考えています。

②PdMの方

プロダクトマネージャーのみなさんには、まずはプロダクトの理解ということで、技術分野と宇宙ビジネス・衛星データについての知識を習得していただきつつ、いくつか案件に関わっていただく中で技術側の知識が増えてきて、自らソリューションが構築できるようになれば、ソラノメ版SAとしてご活躍いただけるのではないかと考えています。

③エンジニア(技術のプロ)の方

データ解析系の技術的な知見があり、今後はその技術を異なる分野で活かしたいと考えている方で、宇宙ビジネスに興味がある方で、ご自身で手を動かして開発するだけではなく、顧客のやりたいことを実現する技術的な方法を考えるシステムの上流設計にも興味がある方にご活躍いただけると考えています。宇宙ビジネスや衛星データの知見は弊社の専門メンバーと一緒に学んでいきながら、まずは手を動かして衛星データ解析ができるようになっていただき、その先でSAとして、解決策を構築できるようになっていただければと思います。

◆さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました。読んでいただくとわかる通り、わたしたちは自社にとって必要な新しい職種を作ろうとしています。「こんな仕事をしてみたかった!」という方や、自身のスキルセットをアップデートした先にある職業に似ているかも、という方、まずは一度お話しできれば幸いです。

ご質問などもお気軽にお問い合わせください。


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