見出し画像

電子工学を学んだ理系出身のPdMがロマンを感じていた宇宙で副業を始めた話

本記事は、宇宙ベンチャー株式会社sorano me[★1]の採用イベントレポートです。イベントゲストである現役の副業メンバーの声を書き起こしたものとなっています。

第2回目は、PjMとしてジョインしている生井勇祐さんをゲストに迎えてイベントを実施しました。インタビュアーは弊社COOの牟田が務めました。

★1:sorano me
sorano meは、「わたしたちの日常を、宇宙ビジネスで豊かにする。」というビジョンを掲げ、宇宙関連のコンテンツ作成·マーケティング、 宇宙ビジネス関連のコンサルティング、メディアの開発·運営、人材育成·コンサルティングを行なっている会社です。

2019年に創業し、現在は約50名のソラノメイト(業務委託メンバー)と一緒に活動しています。

sorano meに入ったきっかけは?何を求めていた?

牟田: 簡単に自己紹介お願いします!

生井: 株式会社sorano meの生井です。本業では事業企画から開発までやってる会社で働いています。私は、商品企画やマーケティングリサーチ、3DCADを使った商品やアプリ・システムの設計や開発マネジメント、商品のリリースなど事業推進全般を担当しています。

牟田: sorano meに入ったきっかけは何でしたか?

生井: はじめは、城戸さん(sorano me代表)に出会ったことですね。「PMクラブ」というプロダクトマネージャーのコミュニティでお会いしたのをきっかけに、城戸さんのTwitterをフォローしたんです。その後、城戸さんがTwitterでsorano meで副業メンバー募集しているのを見て、面白そうだなと思ったので、連絡し、リファラル採用という形で入りました。

牟田: どんなところが面白そうだなと思いましたか?

生井: 宇宙、もともと好きだったんですよ。宇宙ってめちゃくちゃロマンがあるじゃないですか。

sorano meでは、「新しい技術によって、世の中の当たり前を変えていけるよね、体験も変わっていくよね」といった発想から、アイデアを実現させることができると思ったんです。

アイデアベース、技術ベースで進めていく機会が多いsorano meの環境に魅力を感じました。

すっかりsorano meメンバーと仲良しな生井さん(sorano me/芽 ポーズ)

牟田:宇宙ビジネスは、ユーザーベースで何が求められているのかだけではなく、技術でどんなことができるのかといった両方の視点が求められる業界だなと感じています。

sorano meでも、「こんな課題を持っています。どんな解決策がありますか?」といった案件もあれば、「衛星データで何か面白いことしたいんですよね」といった案件もありますからね。

未経験でも大丈夫?苦労したことは?

牟田: 宇宙ビジネス未経験の状態から、現在実際にプロジェクトを進めていると思うのですが、未経験でも大丈夫でしたか?

生井:「宇宙ビジネス、衛星データとはなんぞや」という段階からsorano meに入ったのですが、私は全然大丈夫でした。衛星データに詳しい方と一緒にお仕事できるので、安心して業務に取り組めています。他にも、sorano me内で定期的に勉強会が開催されていたり、衛星データに関するまとまった資料を閲覧できたりするので、未経験からでもキャッチアップできる環境だなと思っています。

sorano meで担当している業務は?

牟田: 現在、生井さんがsorano meでどのような業務を担当しているのか教えてください。

生井: 長野県で衛星データを活用する新規事業創出プロジェクトに入っています。衛星データを使って農地の分析や観光誘致の検討、衛星データを学べる場所作りにも取り組んでいます。

牟田: そのプロジェクトで、生井さんはどういう役割で、またどういったチーム体制で活動していますか?

生井: 私はプロダクトマネージャーとして、全体統括をしています。プロダクトオーナーのクライアントさんや衛星関連の専門知識を持ったメンバー、データ分析をするメンバーを繋ぎ、サービスをどういう形にしていくかを検討しています。

牟田: 宇宙業界でのキャリアが長い私個人の見解ですが、宇宙ビジネスには、衛星データの知識があるエンジニアや宇宙ビジネスに詳しい人はいるんですけど、衛星データをどのようにお客さんに届けるかを検討する人財や、衛星データにどのような価値があるかを定義する人財が、非常に不足しているなと思っています。なので、まさに生井さんのような事業開発をしている方々が入ってきてくれるのは、宇宙業界全体にとってもすごく理想的な状態だなと感じています。

生井さんはクライアントさんのいる長野に足を運んでいますよね?

生井: はい。このプロジェクトに入ってから月に1回程度、長野県に行っています。実際に果樹園を見に行って、どういうことで困っているのか、課題を抱えているのかを、現地の方や行政の方とお話したりしてますね。その時に、農家の方に桃をいただいて、美味しい思いができるのも魅力の一つです(笑)

牟田: めっちゃ良いじゃないですか(笑)確かに、現地と宇宙を繋ぐことができるというのは、衛星データビジネスの魅力の一つですね。

どう活きている?sorano meの活動

牟田: 今、長野でのプロジェクトを進めているところだと思うんですけど、実際入ってみて感じていることや、そこでの経験が他に活かせているタイミングがあったら教えていただきたいです。

生井: 自分自身が本業では経験してこなかった性質のプロジェクトに参画しているので、さまざまな場面で学びがあります。光学画像や様々なデータを扱っていく中で、こういう視点もあるんだっていう発見が多いですね。

また、長野のプロジェクトで活動していると、現地の方と交流する機会が多いので、「地元の方はこういう風に暮らしているのか」「行政の方ってこんな風に考えてるんだ」といった気づきがたくさんあります。「こういう顧客層がいるんだ」という発見は、セグメンテーションやペルソナを考える時の知見として、今後本業でサービス開発するときにも活きてくるところかなと思っています。

sorano meでの副業/複業、向いてるのはどんな人?

牟田: 最後に、どんな人がsorano meに向いてるか、生井さん視点で教えてください。

生井: 好奇心があれば誰でもできると思います。

牟田: 確かに、 ソラノメイト[★3]の人たちは、新しい技術や新しく作ることに興味がある人が多いので、そういった人は向いてるかもしれないですね。

★3:ソラノメイト
sorano meで、一緒に働いてくれる「仲間」のこと。
詳しくはコチラの記事をご覧ください。
https://note.com/kclutch3/n/n8a3c58edcbed?magazine_key=m80d220c758e5

生井: 私はジョインしてから、まだ3ヶ月しか経っていないのですが、sorano meにある内部資料のおかげでキャッチアップできましたね。

普段触れてない技術に対して「これ、どういうものなんだろう」という興味関心から入っていけば、 「こういう衛星があって、こういうデータが取れて、こういうところに活用されてるんだ」みたいなことを知っていくこともできますし、どう事業に活かせるだろうみたいな着眼点も生まれてくると思います。

牟田: そういう人が増えてくれると我々としてはめちゃくちゃ嬉しいですね。

「それ、衛星データでできるんじゃない?」と思いついてくれる人が世の中に増えていくと、衛星や人工衛星、ひいては宇宙ビジネスがもっと使われる世界になっていくとおもっています。そういったことに関わっていきたい、 できるようになりたいと思ってる人がいたら、是非sorano meに入っていただけると嬉しいですね。

Q&A

Q:  お仕事を実施されている曜日・時間帯などを教えていただけますと幸いです。副業とのことですが、週何時間勤務となるのでしょうか。

A:  個人のご事情に合わせて調整し、活動していただいております。◯時間稼働というのが統一で決まっているわけではありません。本業や子育て等の兼ね合いを考慮して、活動することが可能です。

Q:  sorano meさんでの活動はフルリモートですか。

A:  sorano meでの活動は、基本的にリモートで進めています。プロジェクトによっては、出張も可能です。本業に合わせて、柔軟に働いている方が多いです。最近は、海外在住の方も在籍しております。

Q:  「衛星データを勉強したい、関わってみたい」といった宇宙未経験からでもソラノメイトに入ることは可能でしょうか。

A:   未経験の方でも参加できる小さなお仕事も用意してあるので大丈夫です。また、内部で定期的に勉強会を開催しているので、是非参加してキャッチアップしていただければとおもいます。ぜひ興味持った方は応募いただければなと思います。

Q:  sorano meのプロジェクトに参加すると、遠征出張はできますか。

A:  プロジェクトによります。クライアントさんがいらっしゃる現地に赴いてのヒアリングや実験をすることがあります。

Q:  海外だと、どのような国の方が参加していますか。

A:  現在海外メンバーは、北欧や東南アジア在住の方が参加しています。中には、日本とフィリピンの二拠点生活の方もいらっしゃいます。

Q:  sorano me社内は普段の会話は英語ですか。

A:  今のところ日本語を母語とするメンバーが多いので、基本的には日本語です。一方で、英語の方が伝わりやすいメンバーが活動するプロジェクトでは、臨機応変に英語で対応する時もあります。

Q:  報酬は稼働時間から算出するのでしょうか。あるいはプロジェクトの達成度合いから算出するのでしょうか。

A:  プロジェクトによりますが、最初にプロジェクト全体稼働工数を見積もって算出いたします。またプロジェクトを進めていく中で、想定以上に工数が膨らんでしまう場合は、追加報酬をお支払いしています。


気になる方は一度カジュアルに面談しましょう!

求人はこちらの特設サイトからご覧いただけます🛰👩‍🚀
https://soranomate2021.studio.site/

今後も採用イベントを開催予定です。最新情報をTwitterをフォローしてお待ちください。https://twitter.com/sorano_me?t=A4MJjX948vpGcYrfIRV4BA&s=09

また、ソラノメイトにマッチしそう!という方がいらっしゃいましたら、記事をシェアしていただけると嬉しいです。

1/28(土)10:30~11:30に第3回目のイベントも実施します!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?