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宿題のやり方を見直せ!

Kくん、「宿題」って言われてどんな気持ちになるかな?「えーーー!」「めんどくさーい!」という気持ちが先に来る?それとも「そうだな、必要だし、やらなきゃな」という気持ちが先に来るかな?あくまでも統計的な話になるかもしれないけど、数千人の小中学生を見てきたことをそのまま伝えてみようか。

宿題を見極めろ!

やって効果のある宿題と、やっても意味のない宿題がある。小学生の低学年まではきちんと判断できるかどうかわからないけれど、小学校の高学年ともなれば、どの宿題は自分にとって効果があるか、ないかを判断できるになる。当然、中学生であれば、意味があるないという判断はできると思う。例えば、意味のない代表的な宿題として、「漢字を5回書け」「ノートを埋めてこい」「教科書を読んでこい」というもの。これは簡単に言えば、宿題を出す側が何も考えていない証拠だから、そういう宿題は思いっきり手を抜いた方がいいんだ。例えば、漢字を5回書く宿題が出たのであれば「音楽を聴きながら」「テレビを見ながら」やってしまえばいい。ノートを埋める宿題なんて、本当に意味がない。そういう宿題を出す先生は、本当に反省して欲しいよね!「自分がやってみろ!」って言いたくなるもん(笑)

宿題の価値を見出す!

Kくん、さっき言ってたことだけど、くだらない宿題は頭を使わずにやってもいい。ただちょっとだけは自分のためになるようにしたいと思わない?せっかく書くんだったら、自分の成長のためにしたいよね?例えば「漢字を5回書く」という宿題が出たとして、後日ノートを提出するとしよう。そうしたら少し考えて欲しいんだ。「漢字を5回」書くだけだったら、他の子と同じノートになる。つまり、差がつかない。さて、このくだらない宿題に対してどう対策をとる??ここでアイデアを出して実行して欲しいんだ。例えば、僕ならこうする。漢字を5回書くところと、6回、7回書くところも作っておく。そして、6回漢字を書いたところには赤ペンでこう書く。「5回で覚えられなかったので6回書きました」「覚えるまで書こうとしたら7回書いてしまいました」こんなことを書くなんてアホらしい!と言うかもしれないけど、これだけでプラス点になる。単なる宿題も通知表をよくするためのツールになることを覚えておこう!

宿題の先に何があるかを考える!

ノート提出がある宿題は自分の一言コメントを追記するだけで通知表対策になることは伝えたね!そしたらあとは宿題について「なぜ出されたのか」を考えてみよう!例えば「漢字を5回書く」と言うからにはテストがないかどうか。「教科書を読んでこい」の先には暗唱テストがないかどうか。もっと言えば、漢字はテストに出るわけだから、今のうちに覚えておくメリットはないかどうか。そして英語の教科書読みであれば、正しい発音で教科書を読めるかどうか。たまに何も考えずに宿題を出す人もいるけれど、ちょっとだけ自分なりに宿題の先を考えてみよう!この問題ができるようになったらどういいことがあるのか。なぜ、この問題が宿題になったのか。そう考えることで自分から進んで行うことができるようになるはず!どうしても、意味ないじゃん!と言う答えしかなければ適当にやってしまおう!でも、宿題の先に自分が何を求めていくかは、自分の気持ち次第でどんどん変わっていくんだ!せっかくだったら自分の力にしていきたいね!


学校の再開されて、課題が少なくなった学校もあれば、相変わらず多くの課題を出すところもあるね。それでも宿題の先に何があるのかを考えたり、この宿題は自分にとって必要、あるいは必要ない、と考えることはとても重要なことなんだ。中学、高校だけでなく、自分なりの工夫を入れていくことでやらされてる感が減っていくはずなので、まずは宿題に対して自分なりの工夫を入れてみることから初めてみてはどうだい??


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