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決戦のレントゲン

今日は満を持してのレントゲンの日だ。

自己研鑽を惜しまない私は日頃から腕立て伏せの練習をとかをしようとして、すると若干の違和感を左肩に感じる日とかもあって、まさかまさかね、もう一度折れてるなんてことはないだろうと自分に言い聞かせ…
一昨年の夏は実際に折れていたわけだが、今回のレントゲンの結果は…
なんと…
実は…
何事もなかったのであった。

改めてレントゲン写真を見ると数え切れないほどの金具が(インプラントというらしい)骨盤および右の大腿骨、そして両腕に映し出されており、
日常生活で「あー金具入ってるなー」って思うことは全くないからレントゲンの日じゃないと意識しないんだよね。

私はだんだん走れるようになってきてることとか、山にも登ってること、家族のサポート体制の話などをする。

前日に母が「この家族写真を持って行きなさい。いま栗がどういうサポート体制なのか先生に伝わるから。先生はそういう情報を知りたがってるのよ」と私に家族写真を渡そうとしてきて、私はなんか骨のことしか考えてなかったから「そんなの要らなくない?」とか言ってたけど、実際の診察ではその家族写真が大いに役立つことになる。

大体の物事は母の言う通りにしていればうまくいくんですよ…最近の悩みですね…どうすれば母を超えられるのかね…

私はブログのネタにするつもりで、「私が飛び降りた日の写真はありますか?」と先生に聞いたんだ。

何聞いてんだ。

先生は「ああうんあるよ、うん、血管とか全部バーン!ってなってるやつ…」と若干目を逸らしながら言った。

すすんで私に見せるものではないらしい。

会話終了。

私がもっと「見せて!それ見せて!」と迫れば見せてくれる可能性はあったけど、それは果たしてブログのネタになるのかといま思い直している。

絵でも描けば普通にグロ注意だし、写真をそのままブログに載っけるのも論外…取扱注意!

私は自殺人間である前にブログ人間なんだな。

私が怪我をした直後の写真、今後本当に必要になることがあればその時先生に改めて申し出ればいい。

そして多分必要ない…私の手元から「自殺」が離れていく。

思考からも。

それでいいのですね、もっとつまらない人間になりましょう、そして長生きしましょう。

新刊も破滅的によろしく💸

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