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渇水みた

昨日は「渇水」をみました。

尋常でなく喉が渇きました。

撮影に詳しくないのだけど、画面全体が真夏のこう、ジリジリとした感じであり、暑さがここまで届きそうだ…
少女ふたりが母親に捨て置かれる描写は極力生々しさを避けてるように感じられたというか、そこであんまり胸糞悪くならないようにされてる…と思った。

ただ状況的にはもうちょっとで「子宮に沈める」に到達する勢いで怖い。

『別に、何も感じてませんが』って感じだった岩切さんも、つのりつのったものがある。

このままじゃ駄目なんだ…『水に困る』ことから出発して、貧困層全体にライトを当てる序盤。

太陽、空気、水に感謝しましょう。

もちろん水に関しては浄水機能があってこその〜みたいなことを添えるシーンはあるし、それはきっとホントのこと。

ただ若い水道局員くんの悩みに耳を傾けない上司はみんな嫌いになるよ!

そうしてたどり着く、岩切さんによる街を潤すための小規模なテロ…降り注ぐ雨。

このあたり非常にいい感じ。

アラバスタ…逆「天気の子」…
少女たちのお母さんはマジで沈められればいいと思ったけど、ああいう苦しい苦しい状況で心を潤すものがないと…家族関係はカラカラ、心も干からびる。

キツい!つらい!

どうして日本の映画はこう地獄なんだ!

けれども希望を残して…というお話なのですね。

少女がひたすらに可愛くてすごい…生田斗真も言わずもがな。

脳男の時と全く別人。

後輩くんもいいキャラだった。

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