読み聞かせは本気でやると面白い
姪と甥に読み聞かせをしているうちにだんだん上達してきたような気がする。
今日はたくさんの動物が登場する本を姪が気に入り、繰り返し読んでいるうちに私は語り口に感情がこもるようになっていた。
そして動物を一人ひとり演じ分けた。
それを見ていた兄が「そんなにいろんな声が出るならバーチャルユーチューバーになったら?」と言っていた。
変な声出しながら演じ分けるのは正直楽しかった…自分でもこんな声出るんだってびっくりしたね。
絵本をたくさん読んでいるうちに、そのクオリティの高さ、絵本に込められた思い、子どもへのウケの良さなどに気づいてきた。
絵本という文化は素晴らしい…非常に深い世界だと感じました。
写実的な絵だったりその逆にざっくりとした絵、水彩だったり油彩だったり切り絵だったりさまざま。
文章は短いセンテンスで、読む方もやりやすい。
そして思ったのは、「聖なるお母さん」の登場率の高さだ。
子どもが冒険して、最後にお母さんのところへ帰る。
ハグをしてエンド。
これが黄金ルートだ。
それこそ聖母みたいな素敵なお母さんが、赤ちゃん向けの本には不可欠な要素みたいだった。
ここであえてお父さんをテーマにした本もあるけど、まあまあ稀だ。
「母親というものは神聖視されすぎだ」と問題提起した本も読んだりしたけど、絵本の中ではすごくそれが顕著だったかも…でも赤ちゃんにはそれが必要なのだろう。
生まれたばっかりの赤ちゃんたちには、この世で最も美しいものを摂取してほしい。
今日も絵本読んでて「聖なるお母さん」が出てきたから…とてもいいと思いましたけどね…まあ子どもたちがすくすく育てばいいか、と思った。
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