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それも音楽のはずだ

今をもって音楽がなんなのかというのは、私は全くわかっていないように思う。

流行りものが好きで、カラオケとかでみんなに聴いてもらうのが好きなのが、歌。

やっぱり流行るだけあるな〜と思うことが多い一方で、「なんでこんなの流行ってんの?」と心の中でヤジを飛ばすこともある。

高校の時に組んでたバンドは3人のメンバー同士がそれぞれ人格に問題があったので、たいへんバラバラなバンドだった。

そこに真面目な後輩が一人加わって、やっぱり流行りの歌を演奏した。

そして演奏している間だけは、4人でひとりだった。

音楽にはそういう力があるんだと思う。

高校3年生になって部活は引退して、学校を卒業して以降は特に関わってない。

今後もきっとない。

まあそんなもんだろう。

私は母の職業柄、生まれた時からクラシック音楽がそばにあった。

コンサートにも数えきれないくらい連れて行ってもらった。

その度に…何を楽しんでいたのかというと、まず道中。

車を運転したり電車に乗ったりのイベントが発生します。

コンサートが終わったら外食もできるかもしれない!

演奏時間の話。

『のだめ』を読んだこともあって少し関心が湧いて…血の滲むような鍛錬があってこそ生まれる音がある。

音楽に命をかける人種がいる。

私はテレビに出てる茂木健一郎先生が好きで、あの人が音楽について論じた本も読んでみた。

目の前で、今まさに生まれる音楽を感じるべきである…CDで満足しないで…言葉で語って満足しないで…ということを言ってた。

私が2022年10月に経験した、米津玄師さんのライブも「音楽」のはずだ。

何もかもビッグすぎて、私の中では「あの日の前」と「あの日の後」で違う世界だと感じてるのです。

価値観を変えてしまうほどの感動、そういうものがある人生でよかった。

歌でいうサビ、盛り上がる部分がない、そういうクラシックの名曲もたくさんある。

私も一応30年間クラシックのある環境で生きてきたはずだ。

何も感じなかったわけじゃない。

ベートーヴェンとモーツァルトの…すごいヒットナンバーならわかるっていうか…『アマデウス』は大好きです。

マジによかったよなアマデウス…私の歴史では、学生時代とか働いてた頃の方が、まだそういうクラシックに歩み寄ろうとしていた記憶がある。

通学路に音楽ホールがあったから、学生料金で何回も公演を聴きに行った。

すごく楽しかった…最近はアイドルグループにハマったりで、そのグループの歌も聴いたりしたんだけど。

私はそのアイドルのバラエティ番組での姿が好きだったのか、歌はあんまり刺さってない、今のところ。

それも音楽のはずだ。

「クラシックに馴染みがない人がクラシックのコンサートに行った時に何を楽しむか」
という記事を書きたかったが、「外食」という結論に落ち着きすぎて、こういう話になった。

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