見出し画像

【ネタバレあり】『ゴジラ-1.0』2周目

ゴジラ2周目の日。

感動冷めやらぬうちに感想をしたためておこうという算段よ…以前にゴジラの感想書いた時、あの…かなりお酒が入っていて文章がはちゃめちゃにカスみたいな仕上がりだったのが心残りだったんだ。

別に素面でも大したもの書けないけど。

改めて観て思い知ったのが安藤さくらさんと佐々木蔵之介さんの貫禄だった。

その時代を生きる、その境遇の人にしか見えない…ラストの方のダンケルクスピリットってゴジラを深海から引き上げる手伝いをしてたってことかな?

学者さんもすっごい良かったよね。

めちゃめちゃ似合ってたもんね。

シン・ゴジラの時のゴジラ凍らせる作戦を思い出しながら観たりしたけど、巨大不明生物のやっつけ方の考察が毎度熱い。

深海に叩き落としてから一気に引き上げる、水圧を利用したなんだか科学的な方法でしたね。

プラスで神木隆之介が特攻するという私にもわかりやすい作戦も秘密裏に進むのであった。

この主人公が特攻を決意するまでの流れが非常に美しい。

国から特攻を命じられたものの、機体が故障したとウソをついて生還。

ちびゴジラが現れた時も自分で機銃を打つ覚悟がなかった。

そういう出だしからゴジラとの遭遇、人々との出会いと別れを経験して、「爆弾を満載した戦闘機でゴジラの口に突っ込む」という決意をする…この時、神木隆之介の面構えがすごい。

自分のせいでたくさんの戦死者が出たという葛藤を抱え、もう目が本当にすごい。

完全に死ぬ決意ができている目です。

兵士育成の段階では成績すごく良かったというところもいいよね。

そしてゴジラが熱線を放出してからの音響が…圧倒的な臨場感。

黒い雨が降る中、主人公はただただ慟哭するのであった。

そもそもゴジラが目覚めたのも海で爆弾の実験してたから…みたいな。

やはり人類が歩んできた争いの歴史が、災いと恐怖の象徴であるゴジラを呼び起こしたという点は、もしかしたらゴジラに通づるテーマなのかも。

ともかく2周観る価値ありです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?